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【材料】三菱UFJの下値模索続く、米金融株の下落相場が飛び火

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は下値模索の展開が続いている。きょうで5日続落し、週足チャートでは昨年11月以降の“トランプ相場”で初めて13週移動平均線を下に抜けた。

 米国株市場では21日、金融株が総崩れとなるなかNYダウが230ドルを超える下げをみせた。22日はいったん下げ止まる動きをみせたものの、ゴールドマン・サックスやシティグループなど大手金融機関の株価は続落と冴えない。米長期金利の低下に加え、トランプ米大統領が掲げるドッド・フランク法撤廃などの金融規制緩和が思うように進まないとの見方が、失望売りを誘っており、この流れは日本のメガバンクの上値も重くしている。特に米国での展開力で他行に勝る三菱UFJは、米金融緩和の思惑で先行して株価を切り上げた経緯があるだけに、足もとの環境は向かい風が強い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年03月23日 11時38分

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