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【通貨】豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪中銀議事要旨で豪ドル買いも


■やや強含み、米金利見通し据え置きで買い強まる

先週の豪ドル・円はやや強含み。豪準備銀行(中央銀行)のハーパー理事は政策金利の維持が最善の方法と発言したこと、米金利見通しの据え置きを意識して豪ドル買いが優勢になった。ただ、2月失業率は予想外に上昇し、全体の雇用者数も減少したことで、投機的な豪ドル買いは一服した。取引レンジ:86円42銭-87円49銭。

■もみ合いか、豪中銀議事要旨で豪ドル買いも

今週の豪ドル・円はもみ合いか。2月雇用統計は悪化したが、豪準備銀行(中央銀行)の利下げ観測は広がっていない。豪準備銀行の3月理事会の議事要旨が手掛かり材料になりそうだ。金利先高観が浮上した場合、豪ドル買いが強まる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行3月理事会の議事要旨発表

予想レンジ:86円00銭-88円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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