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【市況】NY金:10日ぶりに反発で1203.10ドル、ドル高一服で割高感が薄らぐ


NY金先物は10日ぶりに反発(COMEX金4月限終値:1203.10↑1.70)。1202.00ドルから1210.90ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。2月の米雇用統計発表後の為替市場では、ドルが主要通貨に対して弱含む格好に。金は割高感が薄らいだことから反発となった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を前に積極的な買いは手控えられた。

日足チャートでは、100日移動平均線(1215ドル水準)を下抜けており、1200ドルでのもみ合いに。欧米政治リスクへの警戒感を下支えに金は堅調に推移するとの声は根強いが、FOMCの思惑が重しとなっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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