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【特集】ショーケース Research Memo(10):普通配当ベースでは増配基調が継続する見通し

ショーケース <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

ショーケース・ティービー<3909>は、成長投資による持続的成長の実現が最大の株主還元であると認識している。具体的には、成長への投資を積極的に行いつつ、成長による企業価値の向上を図り、配当等の利益還元策も決定する方針である。その一環として、株主数の増加と流動性の向上を図るために、2016年4月1日と2016年8月1日の2回続けて株式分割(1株→2株)を実施した(2回分を合わせると1株→4株)。

また、配当については、今後の事業展開に向けた内部留保を勘案しながら、業績を反映した水準で検討することを基本方針としている。2015年12月期は、1株当たり2.5円(分割調整後)の普通配当に記念配当2.5円(分割調整後)※1を加えた1株当たり5円(配当性向18.3%)の配当を実施した。また、2016年12月期は普通配当4円に記念配当4円※2を加えた1株当たり8円(配当性向30.5%)に決定し、普通配当及び配当総額ともに増配となった。2017年12月期については普通配当で1株当たり5.5円(配当性向15.0%)を予定しており、普通配当ベースでは増配となっている。弊社では、今後も利益成長に伴う増配余地は十分あるものとみている。

※1 東証マザーズへの上場と創立10周年を記念した記念配当
※2 東証1部へ市場変更したことを記念した記念配当

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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