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2017年03月13日12時23分

【市況】後場に注目すべき3つのポイント~出遅れセクターや銘柄の見直し

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・もち合いレンジ突破を見極めつつ、出遅れセクターや銘柄の見直し
・ドル円は114円85銭、底堅い、押し目買いで114円後半を維持
・イーブックイニシアティブジャパン、リーバイ・ストラウスの2社がストップ高


■もち合いレンジ突破を見極めつつ、出遅れセクターや銘柄の見直し

日経平均は続伸。37.40円高の19642.01円(出来高概算7億4000万株)で前場の取引を終えた。円安一服のほか、先週末の大幅上昇の反動もあり、利益確定の流れが先行した。しかし、2月の雇用統計を受けてFOMCでの利上げが決定的とみられるなか、利食い一巡後はプラス圏を回復している。日経平均は寄付き直後に19531.51円まで下げる場面をみせたが、もち合いレンジ上限での底堅さが意識され、その後の切り返しで昨年来高値に接近している。

セクターでは情報通信、サービス、空運、電力ガス、倉庫運輸、建設がしっかり。一方で、鉄鋼、証券、海運、ガラス土石、石油石炭、金属製品が下落。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。売買代金上位では、東芝<6502>、ソフトバンクG<9984>、シャープ<6753>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、富士重<7270>、GNI<2160>が堅調。一方で三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>が冴えない。

日経平均は利食いが先行したものの、その後はプラス圏での推移をみせており、もち合いレンジ突破が意識されやすい。FOMCでの利上げは決定的であり、織り込み済みではあるが、これまで日本株については見極めムードからこう着が続いていたこともあり、ドル高進行や米国債利回りの上昇を背景にトレンドが強まる可能性はある。

セクターでは情報通信の強さが目立っている。やや内需系にシフトしている感はあるが、出遅れ感もある。もち合いレンジ突破を見極めつつ、出遅れセクターや銘柄の見直しが意識されそうである。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は114円85銭、底堅い、押し目買いで114円後半を維持

13日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い値動き。押し目買いで114円後半の水準を維持した。

ドル・円は、前週末の米2月雇用統計発表後はドル高が一服。週明けアジア市場では朝方の取引で一時114円69銭まで値を下げた。ただ、日経平均株価の切り返しを手がかりにドルには押し目買いが観測され、114円後半の水準は維持されている。

また、ランチタイムの日経平均先物がプラス圏推移で、目先も日本株高継続を見込んだドル買い・円売りの動きに振れやすいようだ。

反面、115円台は利益確定売りが観測されており、目先は上値が重そうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントが予定されていることも、投資家の積極的な動きを弱めている。

ここまでのドル・円の取引レンジは114円69銭から114円92銭、ユーロ・円は122円46銭から122円81銭、ユーロ・ドルは1.0678ドルから1.0693ドルで推移した。

12時13分時点のドル・円は114円85銭、ユーロ・円は122円87銭、ポンド・円は139円85銭、豪ドル・円は86円94銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・イーブックイニシアティブジャパン<3658>、リーバイ・ストラウス<9836>の2社がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます

・1月機械受注:前月比-3.2%(予想:-0.8%、12月:+6.7%)

・2月企業物価指数:前年比+1.0%(予想:+1.0%、1月:+0.5%)

・コーン米国家経済会議(NEC)委員長
「FRBはいい仕事をしている」(通信社)

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・13:30  第3次産業活動指数(1月)  0.1%  -0.4%

<海外>
・特になし

《SK》

 提供:フィスコ

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