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【市況】東京株式(前引け)=朝安後、押し目買いに切り返し続伸

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前週末比37円40銭高の1万9642円01銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億4162万株、売買代金概算は8256億9000万円。値上がり銘柄数は1062、対して値下がり銘柄数は756、変わらずは185銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は安く始まったものの、その後は徐々に買いが優勢となり、日経平均株価は1万9600円台半ばまで水準を切り上げ、連日で昨年来高値を上回っている。朝方は円安一服を受け、主力株を中心に広範囲に利益確定売りが出たが、好調な米景気を背景とするリスク選好ムードを背景に下値では押し目買いを誘った。売り圧力が乏しく好需給関係が意識されている。もっとも、売買代金は盛り上がりを欠いており、前場は8200億円強にとどまった。

 個別では東芝<6502>が売り物をこなし堅調。東芝テック<6588>も上昇した。KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>など情報通信株への買いが目立つ。イーブックイニシアティブジャパン<3658>がストップ高カイ気配、丹青社<9743>も大幅高。半面、任天堂<7974>が小安く、電通<4324>も軟調。オルトプラス<3672>が続急落、GMOインターネット<9449>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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