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【材料】三菱自動車工業が反落、国内大手証が投資判断格下げ

 野村証券が6日付で三菱自動車工業 <7211> の投資判断を「バイ(買い)」→「ニュートラル(中立)」に引き下げたことが売り材料視された。なお、目標株価800円は据え置いた。

 リポートでは、新型車効果や日産自 <7201> とのシナジーで売上増やコスト減の好影響が中長期にわたり期待できるとの見方は不変としながらも、大幅な株価上昇により19年3月期にかけてのV字回復は一定程度織り込まれたと判断。

 米国事業が好調で、米国の政策変更にも柔軟に対応できる日産自や富士重 <7270> と比較し、相対的に投資魅力が低下した点も踏まえて投資判断を引き下げた。

 同証券では、17年3月期の連結営業利益は57億円(会社計画は10億円)、18年3月期は1190億円、19年3月期は1610億円に急回復すると予想している。

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