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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):オハラ、WOWOW、JR九州

オハラ <日足> 「株探」多機能チャートより
■オハラ <5218>  1,350円  +83 円 (+6.6%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 オハラ<5218>が急騰、連日の昨年来高値を更新。同社は光学ガラスメーカーで、17年10月期は営業利益段階で6.3倍の急回復を見込んでいる。市場では「大型株が手掛けにくいなかで中小型の値動きの軽い銘柄に物色の矛先が向かいやすい。そのなか、同社は今週後半に東京ビッグサイトで行われる国際二次電池展で、リチウムイオン伝導性のガラスセラミックスを展示する予定にあり、これを評価する動きにあるようだ」(準大手証券ストラテジスト)としていた。

■WOWOW <4839>  3,895円  +145 円 (+3.9%)  本日終値
 WOWOW <4839> が大幅反発し昨年来高値を更新した。24日、同社がIMAGICAティーヴィとアクトビラを子会社化すると発表したことが買い材料視された。IMAGICAティーヴィは衛星放送やケーブルテレビを提供するほか、映像配信事業などを手掛けるイマジカ・ロボット ホールディングス <6879> の子会社。全株式を27億円で取得し完全子会社化する。また、アクトビラはデジタルテレビ向けポータルサービスを展開するパナソニックの子会社で、議決権ベース75.7%を約8億円で取得する。発表を受けて、ブランド価値向上やシナジー効果による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■JR九州 <9142>  3,455円  +65 円 (+1.9%)  本日終値
 九州旅客鉄道<9142>が4日続伸、連日で昨年10月上場後の高値を更新。市場では「同社株はここ1カ月間で下げた日はわずか2日間。機関投資家の組み入れとみられる実需の買いが継続的に入っている」(大手ネット証券アナリスト)と指摘。また、指標面から割安感があり、デフェンシブストックとしての要素もある。「会社側が配当性向の引き上げに言及していることで鉄道株の中で配当利回りが相対的に高くなる点がポイント」(同)という。

■日経Dインバ <1357>  1,960円  +32 円 (+1.7%)  本日終値
 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>が3日続伸。同銘柄は日経平均株価の値動きと逆連動するETFであり、日々の騰落率が日経平均のマイナス2倍になるような設定が組まれている。目先、為替の円高進行や28日のトランプ米大統領の議会演説を控え、買い手控えムードの強いなか日経平均株価は大きく水準を切り下げ1万9000円大台攻防となっている。これを受けて、同銘柄は上値指向を強めている。

■ジェイエイシ <2124>  1,602円  +17 円 (+1.1%)  本日終値
 JAC Recruitment<2124>が全般下げ相場のなかで堅調、上値追いが続く。外資系向けで高実績を有する人材サービス会社で高度なスペシャリストや幹部職の人材など高額案件に特化することで収益成長路線を走っている。東海東京調査センターが24日付で同社株のレーティングを「アウトパフォーム」継続で目標株価を1540円から2010円に引き上げており、これが買いの手掛かりとなっている。17年12月期営業利益について52億9000万円(前期比12.0%増)を予想、会社側計画の50億3200万円を上回っている。

■サンバイオ <4592>  1,235円  +10 円 (+0.8%)  本日終値
 サンバイオ<4592>はしっかり。15日に底入れ反騰の動きをみせ、一気に25日移動平均線を上回ったものの、その後は再び調整色をみせていた。足もとは売り物が枯れ、値ごろ感からの買いが再び優勢となりつつある。同社は細胞医薬品の開発でバイオベンチャーの先頭集団を走っているが、大株主である大日本住友製薬<4506>、帝人<3401>と脳神経系疾患の治療薬分野で共同開発を進めている点が強み。慢性期脳梗塞治療薬や外傷性脳損傷を対象とした治療薬などに今後の市場の期待が大きい。「昨年6月には2100円台の高値を形成するなど天井の高さも魅力的」(市場関係者)という指摘も。

■東北新社 <2329>  774円  +4 円 (+0.5%)  本日終値
 24日、東北新社 <2329> [JQ]が配当修正を発表。17年3月期の期末一括配当を従来計画の14円→19円(前期は17円)に大幅増額修正したことが買い材料視された。堅調な業績や財務状況を踏まえ、株主への利益還元を増やす。前日終値ベースの期末配当利回りは2.47%に上昇し、約1ヵ月後の配当権利日を前に配当取りを狙う買いが向かった。

■タカラトミー <7867>  1,187円  -58 円 (-4.7%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 24日、タカラトミー <7867> が500万株の自己株式処分の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限75万株の売り出しを実施すると発表したことが売り材料視された。売り出し株式数が最大で575万株と発行済み株式数の5.97%におよぶ規模とあって、株式の需給悪化が懸念された。売出価格は3月6日から9日までのいずれかの日に決定される。

■SUMCO <3436>  1,652円  -65 円 (-3.8%)  本日終値
 SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体関連株に安いものが目立つ。足もと1ドル=112円台を割り込む円高局面にあることで輸出関連株には見送りムードが強い。加えて、前週末の米国株市場ではNYダウが11日連続で最高値を更新したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続落、これが東京市場に波及している。

■東芝 <6502>  215.8円  -8.1 円 (-3.6%)  本日終値
 東芝<6502>が反落。前週末24日にメモリー事業を分社化するとともに、新会社株式のマジョリティ(過半数)譲渡を含め検討すると正式発表したことを受け、株価は上昇したが、この日は為替が午前9時過ぎに一時111円90銭台まで円高が進行したこと受け、目先筋からの利益確定売りが出ている様子だ。24日には福岡県の石炭火力発電所の一部を投資ファンドに売却することも発表している。日証金ベースでは24日時点で貸借倍率が0.55倍となっており、取り組み妙味は膨らんでいる。

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