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2017年02月21日11時39分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:アカツキ、日本紙、浜ゴム

アカツキ <日足> 「株探」多機能チャートより
■アカツキ <3932>  5,690円  +350 円 (+6.6%)  11:30現在
 アカツキ<3932>が前日のストップ高の余勢を駆って続急伸。1月末を境に急反騰態勢に入り、時価は昨年5月下旬以来約9カ月ぶりの高値圏に浮上してきた。スマートフォンゲームの開発・運営を手掛けるが課金収入が増勢で収益を押し上げている。「ドラゴンボール Z ドッカンバ トル」は、今下期以降、イベント効果により高いDAU(1日にサービスを利用したユーザー=アクティブユーザー)を確保、「サウザンドメモリーズ」も3周年記念イベントを実施したこともあり、昨年末に高水準の売上高を記録するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いだ。既に会社側は17年3月期営業利益予想を大幅上方修正、20億円から40億円(前期比86%増)に倍額上方修正しているが、市場では一段の上乗せが有望とみられており、再増額を先取りする買いを呼び込んでいる。

■日本製紙 <3863>  2,102円  +121 円 (+6.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 日本製紙<3863>が前日比6%超の上昇で2000円台に復帰したほか、王子ホールディングス<3861>も急動意、北越紀州製紙<3865>なども上値指向が鮮明と紙パルプセクターへの買いが際立っている。業種別騰落率では10時現在で値上がり率が3%超に達し、2位以下を大きく引き離している状況だ。これについて市場では「主要素材に値上げの動きが相次ぎ、そのなか日本製紙が4月出荷分から印刷用紙を15~20%値上げすると報じられたことで、紙パ株全般に見なおし機運が広がった。解散価値を下回る低PBR株の宝庫であることも買い安心感を与え、個人投資家などの短期資金が流入している」(大手ネット証券アナリスト)と指摘していた。

■四国電力 <9507>  1,156円  +63 円 (+5.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 20日、四国電力 <9507> が17年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→130億円に85.7%上方修正。減益率が68.1%減→40.8%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。電力融通取引が想定より増加し、売上が計画を上回ることが寄与。コスト削減の進展なども利益を押し上げる。

■横浜ゴム <5101>  2,310円  +114 円 (+5.2%)  11:30現在
 横浜ゴム <5101> が4日続伸し、約1ヵ月ぶりに昨年来高値を更新した。同社は20日後場に決算を発表。16年12月期の連結経常利益は前の期比20.7%減の391億円になったが、従来予想の310億円を上回って着地。続く17年12月期は前期比11.2%増の435億円に伸びる見通しとなったことが引き続き材料視された。前期は前の期に比べ対ドルで12円も円高だったことや、タイヤの価格低下などが響き大幅減益となった。今期は昨年買収したオランダATG社の通期フル寄与に加え、製品構成の良化や原価低減などで2ケタ増収増益を見込む。

■ローツェ <6323>  2,660円  +125 円 (+4.9%)  11:30現在
 ローツェ<6323>の上値追い鮮烈、新値街道復帰をうかがう展開にある。同社はウエハー搬送装置などを手掛けており、世界的に好調な半導体設備投資需要を捉えている。17年2月期の連結売上高は207億1100万円から247億300万円(前期比23.9%増)へ、営業利益を39億6600万円から47億300万円(同60.1%増)へ大幅上方修正しているが、18年2月期についても、同社の韓国子会社が日本円にして約90億円の製品を一括受注し、これが計上される見通しにあることから高成長トレンドが継続するとの見方が強い。また、独自技術を生かして細胞自動培養装置を製造しており、市場では再生医療関連の一角としてもテーマ性を見出している。再生医療分野は周辺機器を含め2030年には10兆円を超える市場規模に成長すると試算されており、同社の中長期的な成長期待につながっている。

■イグニス <3689>  5,020円  +200 円 (+4.2%)  11:30現在
 イグニス<3689>が急反発。同社は20日、子会社のスタジオキングが提供している新感覚スマホRPG「ぼくとドラゴン」の2周年記念キャンペーンを開始したと発表。これを受けて同タイトルがAppRankで4位となっていることが買い手掛かりとなっているようだ。キャンペーン内容は、記念ガチャやレアメダル交換所景品追加、記念ログインボーナスなど。同社が13日に公表した17年9月期第1四半期(16年10~12月)決算の説明資料によると、同タイトルのダウンロード数は320万を突破している。

■西尾レントオール <9699>  3,425円  +125 円 (+3.8%)  11:30現在
 20日、西尾レントオール <9699> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.49%にあたる120万株(金額で39億6000万円)を上限に、21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は20日終値の3300円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■日本調剤 <3341>  3,825円  +95 円 (+2.6%)  11:30現在
 日本調剤<3341>が反発。20日の取引終了後、第一生命ホールディングス<8750>傘下の第一生命保険およびネオファースト生命保険と業務提携を行うと発表しており、今後の事業展開への貢献を期待した買いが入っているようだ。今回の提携は、営業基盤やスマートフォンアプリなどの顧客インターフェイスにおけるコラボレーションや、双方のノウハウを活用した健康寿命延伸に役立つ新たな保険商品・サービスの開発などを目的としたもの。また、日本調剤の保険代理店店舗での第一生命グループ商品の販売や、「お薬手帳プラス」アプリの第一生命グループ契約者向けサービスとしての活用の検討なども行うという。なお、同件による17年3月期業績への影響は軽微としている。

■東ソー <4042>  1,018円  +14 円 (+1.4%)  11:30現在
 塩ビ・ソーダ大手の東ソー <4042> が続伸し、連日で上場来高値を更新した。株価は業績を上方修正した今月2日から上昇基調を続けている。予想PERが9倍台と割安感が強いことも買いを支えているようだ。同社は2日後場、17年3月期の連結経常利益を従来予想の800億円→1050億円に31.3%上方修正。増益率が21.6%増→59.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ウレタン原料や塩化ビニール樹脂の市況上昇で採算が想定以上に改善することが寄与。昨年11月以降の円安進行で為替差損益が改善することも利益を押し上げる。

■福井コン <9790>  2,851円  +21 円 (+0.7%)  11:30現在
 福井コンピュータホールディングス<9790>がしっかり。20日の取引終了後、子会社福井コンピュータドットコムが、新たな住宅広告サービス「3Dバーチャル住宅展示場」を今春から公開すると発表しており、新サービスへの期待感から買いが入っている。「3Dバーチャル住宅展示場」は、インターネット上に各住宅会社の3D仮想モデルハウスを構築し、パソコンやタブレット、スマートフォンなどから、24時間365日いつでもどこでもモデルハウスの見学ができるサービス。建材・設備と住まいの3Dシミュレーションサイト「3Dカタログ.com」の建材データと連動しているので、3D仮想モデルハウスに使われている建材の入替えシミュレーションをその場で行えるといった、仮想空間ならではの新たな価値を提供するのが特徴としている。

■ワールドHD <2429>  1,938円  +8 円 (+0.4%)  11:30現在
 ワールドホールディングス<2429>が3日続伸。20日の取引終了後、21年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表したことが好感されている。売上高はM&Aによる積み上げ100億~150億円を含む2000億円、営業利益100億円を目標としている。

■大垣共立銀行 <8361>  405円  -48 円 (-10.6%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 20日、大垣共立銀行 <8361> が5600万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限900万株の第三者割当増資を実施するほか、自己株処分による500万株の株式売り出しを実施すると発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の約18.3%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。発行価格は3月1日から6日までのいずれかの日に決定。最大で約302億円の調達資金については、全額を貸出金など運転資金に充てる。

■さくらインターネット <3778>  1,021円  -117 円 (-10.3%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 20日、さくらネット <3778> が216万5300株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限83万4700株の第三者割当増資を実施するほか、双日 <2768> による340万株の株式売り出しを発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の約8.6%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。発行価格は2月28日から3月3日までのいずれかの日に決定。最大で約32億1400万円の調達資金については、設備投資資金や運転資金などに充てる。同時に、17年3月期の連結経常利益を従来予想の8.6億円→7.5億円に12.8%下方修正し、従来予想の4.6%増益から一転して8.8%減益見通しとなったことも売りに拍車を掛けた。

●ストップ高銘柄
 共同ピーアール <2436>  1,312円  +300 円 (+29.6%) ストップ高   11:30現在
 ジェイホールディングス <2721>  620円  +100 円 (+19.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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