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【材料】大平洋金属が急動意、ニッケル市況上昇を受け株高加速

大平金 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大平洋金属<5541>が急動意、昨年12月9日につけた高値410円を上抜き、昨年来高値更新となった。同社は新日鉄住金系のフェロニッケル最大手で、市況上昇が顕著な非鉄関連株の一角として市場の注目を集めている。

 市場では「直近こそ上昇一服局面にあるが、ここ最近、銅やアルミなどと合わせニッケル市況の上昇が際立っており、同社株はその象徴株の一角として物色されている。直近ではマッコーリーキャピタル証券が『アウトパフォーム』で目標株価を450円に引き上げており、これも株高を後押ししているようだ」(大手ネット証券アナリスト)としており、個人投資家などの短期資金の流入を指摘している。信用取組は売り残が厚く、東証信用残は信用倍率が0.98倍、日証金では0.26倍と需給妙味も意識されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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