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【特集】ドーン Research Memo(6):2017年5月期下半期は受託開発の売上計上が大きくなる予想、足元は順調に推移

ドーン <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

1. 2017年5月期の業績見通し
ドーン<2303>の2017年5月期通期の業績予想は、売上高で前期比6.2%増の800百万円、営業利益で同20.4%増の130百万円、経常利益で同17.4%増の135百万円、当期純利益で同7.9%減の93百万円と、2016年7月8日に公表した数値から変更はなく、売上高・利益ともに堅調に推移する見通しだ。最大のセグメントである受託開発は下期の納品が例年より多く予定されており、足元は順調に推移しているもようだ。成長が著しいクラウド型サービスはストックビジネスであり、安定成長に懸念はない。ちなみに、通年売上予想に対する上半期の進捗率は35.5%である。

当期純利益が7.9%のマイナス成長になっているのは前期決算において繰越欠損金による税控除を行っているためであり、2017年5月期からは正常に戻る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《TN》

 提供:フィスコ

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