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【通貨】外為サマリー:一時1ドル114円20銭台に下落、あすの日銀会合の結果控え慎重姿勢も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円57銭前後と前週末午後5時時点に比べ60銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=122円88銭前後と同9銭のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎから一段と値を下げ、正午過ぎには一時114円27銭まで下落する場面があった。日経平均株価や米長期金利の低下がドル売り要因に働いた。ただ、売り一巡後は下値に買いが流入し、114円50銭台まで値を戻した。今週はあす日銀金融政策決定会合、2月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。また、週末3日には米1月雇用統計も公表されることもあり、積極的な売買は手控えられている。あすの日銀会合は、目立った政策の変更はないとみられているが、黒田総裁の記者会見での発言などが注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0725ドル前後と前週末に比べ 0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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