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【通貨】豪ドル週間見通し:やや弱含みか、12月貿易収支に注目

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■インフレ進行の思惑後退も対円レートは反転

先週の豪ドル・円は反転。10-12月消費者物価指数(CPI)は前年比+1.5%となったが、市場予想をやや下回ったことから、豪ドル売りが一時優勢となった。しかしながら、米ドル・円相場が円安方向に振れたことを意識してリスク回避的な豪ドル売りは縮小し、対円レートは下げ渋った。取引レンジ:85円33銭-87円09銭。

■やや弱含みか、12月貿易収支に注目

今週の豪ドル・円はやや弱含みか。インフレ進行への期待はやや低下しており、リスク選好的な豪ドル買いが大きく広がる状況ではないとみられる。経済指標では12月貿易収支の発表が注目される。黒字幅が拡大した場合は豪ドル買い材料になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2月2日:12月貿易収支(予想:+20億豪ドル、11月:+12.43億豪ドル)

予想レンジ:85円00銭-88円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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