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【市況】【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり急反発、米株高や円安で1万9000円台回復 (1月25日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  19091.23
高値  19133.18(09:09)
安値  18987.45(13:03)
大引け 19057.50(前日比 +269.51 、 +1.43% )

売買高  19億3434万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2344億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日ぶり急反発、1万9000円台回復
 2.米国株高と円安を追い風に値上がり1500銘柄超
 3.日経平均は途中伸び悩むも、為替動向を横目に後場買い直される
 4.景況感の回復期待から鉄鋼、非鉄などの素材関連が上昇
 5.ソフトバンクが大商いで上昇し、全般の地合いを牽引

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは112ドル高と反発。好調な企業業績やトランプ新政権の経済政策への期待から買いが優勢だった。

 東京市場では朝方から大幅に買いが優勢となり、為替動向を横目に途中伸び悩んだものの後場買い直され、日経平均株価は3日ぶりに1万9000円台を回復した。

 25日の東京市場は前日の欧米株市場が総じて高く、米国市場ではNYダウはじめ主要指数が大きく上昇、ナスダック指数とS&P500指数は過去最高値を更新したことで、前日まで2日続落していた東京市場もリスクオフの巻き戻しが一気に進んだ。為替が一時1ドル=114円近辺までドル高・円安に振れたこともあって、日経平均は先物を絡め朝方に急速に水準を切り上げ、1万9100円台まで買われる場面があった。取引時間中は円が買い戻される展開となり伸び悩んだが、後場は再び円安方向に傾いたことで全体相場も主力株中心に幅広く買い直された。東証1部の値上がり銘柄数は1500を超え、東証全33業種で30業種が上昇とほぼ全面高となり、世界的な景況感改善期待から、鉄鋼や非鉄、機械株などの上昇が目立った。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が東証1部断トツの売買代金をこなし上値追いとなったほか、ブイ・テクノロジー<7717>も高い。トヨタ自動車<7203>など自動車株も買いを集めた。ファナック<6954>、信越化学工業<4063>も上昇した。トクヤマ<4043>が大きく買われ、ブレインパッド<3655>は一時ストップ高となる人気に。安永<7271>も大幅高。タカタ<7312>は値幅制限いっぱいまで上値を伸ばし気配値で張り付き、大引けに買い物を残した。
 半面、東芝<6502>がやや売り物に押されたほか、日本電産<6594>が軟調。大東建託<1878>も値を下げた。ライトオン<7445>が急落、タカラレーベン<8897>、アダストリア<2685>などの下げも目立つ。松竹<9601>、大王製紙<3880>が安く、日本テレビホールディングス<9404>も軟調。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、TDK <6762> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約97円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はJT <2914> 、塩野義 <4507> 、ニチレイ <2871> 、キリンHD <2503> 、菱地所 <8802> 。押し下げ効果は約4円。

 東証33業種のうち30業種が上昇し、下落はその他金融業、食料品、建設業の3業種。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉄鋼、(2)機械、(3)非鉄金属、(4)ガラス土石製品、(5)輸送用機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)ゴム製品、(3)陸運業、(4)電気・ガス業、(5)海運業。

■個別材料株

△夢テクノ <2458> [JQ]
 採用計画拡大発表で業績への貢献に期待。
△イントランス <3237> [東証M]
 「カジノを含む統合型リゾート開発へ」と報道。
△ブレインP <3655>
 米エヌビディアのパートナー企業に認定。
△DNC <4246>
 生産基盤整備を目的に東広島寺家産業団地の用地取得。
△医学生物 <4557> [JQ]
 4-12月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
△ミルボン <4919>
 コーセーと資本・業務提携契約を締結。
△BPカストロ <5015>
 前期経常を一転26%増益・最高益に上方修正、配当も25円増額。
△ストライク <6196> [東証M]
 1部市場変更に向けて立会外分売を実施。
△安永 <7271>
 今期経常を2倍上方修正。
△タカタ <7312>
 法的整理報道を否定。

▲日電産 <6594>
 17年3月期営業利益予想を上方修正も材料出尽くし感強まる。
▲ライトオン <7445>
 今期経常を一転67%減益に下方修正、配当も10円減額。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ブレインP <3655> 、(2)タカタ <7312> 、(3)安永 <7271> 、(4)ネクステージ <3186> 、(5)GMOクラウ <3788> 、(6)トクヤマ <4043> 、(7)DNC <4246> 、(8)竹内製作所 <6432> 、(9)BPカストロ <5015> 、(10)モリト <9837> 。

 値下がり率上位10傑は(1)日立工 <6581> 、(2)オルトP <3672> 、(3)ランド <8918> 、(4)ライトオン <7445> 、(5)タカラレーベ <8897> 、(6)アダストリア <2685> 、(7)U-NEXT <9418> 、(8)天馬 <7958> 、(9)松竹 <9601> 、(10)レック <7874> 。


【大引け】

 日経平均は前日比269.51円(1.43%)高の1万9057.50円。TOPIXは前日比15.25(1.01%)高の1521.58。出来高は概算で19億3434万株。値上がり銘柄数は1529、値下がり銘柄数は385となった。日経ジャスダック平均は2845.93円(29.47円高)。

[2017年1月25日]

株探ニュース

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