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【市況】東京株式(前引け)=反発、米株高受け再びリスク選好ムードに

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前日比206円34銭高の1万8994円33銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は10億6033万株、売買代金概算は1兆1183億円。値上がり銘柄数は1435、対して値下がり銘柄数は419、変わらずは148銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスク選好ムードのなか大きく買いが優勢となり日経平均は寄り付き時点で1万9000円台を回復。その後は戻り売りの動きが出て上値が重くなり、前引けにかけ1万9000円台を再度下回ったものの、200円を超える上昇となった。前日の米国株市場で主要指数が揃って上昇、ナスダック指数とS&P500指数が過去最高値を更新したことに加え、朝方は為替が大きく円安方向に振れたことで、東京市場でも主力株中心に幅広く資金が流入した。取引時間中はドルが買い戻される展開となり、それを横目に伸び悩んだ。業種別では鉄鋼や非鉄株の上昇が目立っている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで大幅高。ブイ・テクノロジー<7717>の物色人気も継続。ファナック<6954>が堅調、アルプス電気<6770>が買われたほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買い優勢となった。ブレインパッド<3655>が一時ストップ高に買われ、トクヤマ<4043>も急伸となった。半面、日本電産<6594>が安く、大東建託<1878>も下落した。東芝<6502>が軟調。日立工機<6581>が急落し、アダストリア<2685>も売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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