【特集】ジェネパ Research Memo(3):無借金経営で財務は極めて安定的
ジェネパ <日足> 「株探」多機能チャートより
■2016年10月期決算状況
(2)財務状況
財務状況は良好である。
ジェネレーションパス<3195>の2016年10月期末の自己資本比率は71.0%であり、過去から蓄積した内部留保が手厚い。現預金残高も一定水準あり、財務面ではまったく問題ない。売掛金と棚卸資産が前期末比で計4億円ほど増加し、キャッシュ・フロー上でのマイナス要因になっているが、基本的には売上拡大に伴うものであり、特に問題ではない。また、2016年5月に株式分割(1株→4株)を行い、株式流動性向上を図ったことで、将来の1部上場への準備と積極的なM&A投資のための資金調達を図っているものと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
《HN》
提供:フィスコ