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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、小売売上高や中国貿易統計などに注目


■強含み、中国関連の強気の材料が豪ドル買いにつながる

先々週・先週の豪ドル・円は堅調推移。中国関連の強気の材料が豪ドル買いにつながった。中国の経済指標では、12月財新製造業PMIが予想を上回る上昇となった。また、中国財政省が2017年に財政支出を拡大し、減税も進める方針を表明したことも好感されたようだ。11月豪貿易収支が黒字となったことも豪ドル相場を下支えした。取引レンジ:83円75銭-85円71銭。

■底堅い展開か、小売売上高や中国貿易統計などに注目

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の早期利下げ観測の後退や、中国経済への過度な懸念は後退が、引き続き豪ドルの下支えとなる。豪経済指標では、11月小売売上高の発表が注目される。また、中国の12月消費者物価指数や12月貿易統計も手掛かり材料になりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・10日:11月小売売上高(前月比予想:+0.4%、10月:+0.5%)

予想レンジ:84円00銭-87円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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