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【材料】兼房が急伸、「エンジン部品の摩擦を10分の1にする工具を開発」

 兼房 <5984> [東証2]が急伸。日刊工業新聞が5日付で「兼房は名城大学と共同で、ピストンリングなど自動車エンジン部品の駆動時の摩擦を最大10分の1に減らす加工ができる工具を開発した」と報じたことが買い材料視された。

 報道によると「タイリングと呼ぶ切削加工で部品の表面にディンプル(くぼみ)を付けて、摩擦を減らす。摩擦によるエネルギー損失を抑えられ、自動車の燃費向上に貢献できる」という。自動車業界の需要取り込みによる将来的な業績への寄与に期待する買いが向かった。株価は昨年来高値を約1年ぶりに更新した。

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