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2016年11月29日09時35分

【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家スマイルマン:トランプラリーはいつまで続くのか?

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年11月25日17時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンと言います。

次期米大統領にトランプ氏が決まってから円安、株高の流れが止まりません。ドル円がここまで強烈な右肩上がりを見せるのは正直記憶に無いですね。凄いの一言です。

この強烈な上げを演じているのが外国人投資家です。しかし1万8000円を超えてきてからは公的年金も売りに来ているとのことですから、ここからの上昇は今までよりスピードが遅くなるかと思います。

ですが、この円安、株高の流れが継続していることからも、今後もじりじりと上げていくことには変わりはなく、ショートしている投資家には厳しい展開が続くでしょう。

一番大事なのが、このトランプラリーがいつまで続くのか?ということです。

個人的に注目しているのが米長期金利です。

これが大統領選後から急上昇しています。この上昇がまずは一服し、値動きが安定することが重要だとみています。現在、日本は日銀が長期金利を0%に誘導すると言っているので、日米の金利差により円安に動きやすくなっており、これが円安の大きな要因になっていると思っています。

それと、米国では恐らく12月に利上げがあると思いますが、一部報道によると2017年には3回の利上げがあるとの予想もあり、これも円安に拍車をかけているとみられます。

これらに加え、トランプ氏の巨額減税、巨額インフラ投資という財政拡張策がこの流れを作っている大きな要因でしょう。

さすがにこれだけの上昇はやりすぎだと思っていますが、反転のきっかけが無い限りは継続するとも思ってます。

ところで、トランプ氏は国内の製造業を守る、復活させると何度も演説で言及していたことからもドル高には否定的です。

今、ドル高に対するけん制発言をしてこないのは、まだ正式な大統領でないからだと思います。そしてオバマ氏ももう退くことから政策に関しては無関心で、その隙間を狙って短期筋が仕掛けているというのが自分の中でのイメージです。

思い出して欲しいのが、去年も日経平均はこの時期右肩上がりの上昇を続けていたということです。

去年は12月1日に日経平均が2万円を超えましたが、そこからは強烈な下落相場に突入し、2月12日には1万5000円を割り込む動きを見せました。

今年もそのような動きになるかどうかは分かりませんが、想定シナリオの1つとして頭に入れておく必要があるでしょう。

これだけの強烈な上昇を見せたということは、何かをきっかけに反転したら全てが売りに回るということです。下落に転じたら相当下がるのは覚悟しておく必要があるでしょう。

これからの相場は、トランプ氏の大統領としての力量、政策実行力が不透明なことからもボラティリティが高くなるのは間違いないと言え、リスク管理を徹底しないと大きくやられ退場に追い込まれてしまいます。

以前も書きましたが、2017年は2016年よりも厳しく難しい相場になるとみており、勝てると確信した時以外は無理して参加しなくてもいいのではないかと思っています。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記

《HK》

 提供:フィスコ

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