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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い動きか、景気持ち直しへの期待が下支え要因に


■上昇、景気持ち直し期待で買い

先週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)のケント総裁補佐が、「鉱業が盛んな州の見通し改善が進んでおり、経済全体の押し上げにつながる」と発言。景気持ち直し期待が豪ドル買いにつながった。米ドル高・円安が継続していることも対円レートの上昇を促す一因となった。取引レンジ:81円14銭-84円62銭。

■底堅い動きか、景気持ち直しへの期待が下支え要因に

今週の豪ドル・円は底堅い動きを続ける見通し。豪準備銀行(中央銀行)の利下げ観測は後退しているが、景気持ち直しへの期待が浮上しており、豪ドル相場の下支えとなる。10月小売売上高の発表が注目される(前回は伸びが拡大)。また、中国の11月製造業PMI、11月財新製造業PMIなどの経済指標も手掛かり材料になる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・12月2日:10月小売売上高(9月:前月比+0.6%)

予想レンジ:83円00銭-86円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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