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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):バンナムHD、大平金、東芝

バンナムHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■バンナムHD <7832>  3,270円  +85 円 (+2.7%)  本日終値
 バンダイナムコホールディングス <7832> が続伸し、約1ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付で同社の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を3600円→4000円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、妖怪ウォッチの人気一巡などで17年3月期の利益予想は減額するものの、業務用VR機器の普及効果と映像音楽プロデュース事業の収益拡大を踏まえ、18年3月期以降は上方修正すると報告。17年3月期の連結営業利益を690億円→601億円(会社計画は570億円)に減額する一方、18年3月期の同利益を764億円→789億円、19年3月期を830億円→883億円にそれぞれ引き上げた。

■大平洋金属 <5541>  373円  +9 円 (+2.5%)  本日終値
 大平洋金属<5541>が新高値。足もとでのニッケル価格の上昇が好感された。ロンドン金属取引所(LME)で21日、ニッケル3カ月物は前日比555ドル高の1トン当たり1万1400ドルに急上昇した。トランプ米次期大統領のインフラ投資など景気拡大策への期待感が出ているほか、フィリピンでの一部鉱山の操業停止の動きなどから、ニッケルは供給不足が懸念されている。今月5日につけた1万1575ドルの高値を抜ければ、ニッケル市況には一段と強気観測が強まりそうだ。

■東芝 <6502>  397円  +8.3 円 (+2.1%)  本日終値
 東芝<6502>が反発。同社は8日、17年3月期の連結最終損益を1000億円の黒字から1450億円の黒字(前期は4600億円の赤字)に上方修正した。半導体関連では、フラッシュメモリーの販売が好調なほか、合理化などが奏功する。一部外国証券では、今3月期の同利益を2070億円と試算するなど市場には再増額修正観測も出ている。

■ブロッコリー <2706>  782円  +16 円 (+2.1%)  本日終値
 ブロッコリー<2706>が続伸し、連日で年初来高値更新。21日の取引終了後、ハピネット<7552>と共同で新規レーベル「b-sound(ビーサウンド)」を発足したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。両社は昨年11月、資本・業務提携を発表し、業務提携の推進を協議していたが、その一環として、新規レーベルを立ち上げる。同レーベルでは、ブロッコリーが新規コンテンツを企画・制作し、ハピネットは流通を担当。第1弾として、「おじ様と若者」をテーマにした本格ストーリーCDシリーズ「ホテル・ヒルサイドベイ」を17年から順次発売する予定で、総勢8人の豪華声優陣に、キャラクターデザインにはカズキヨネ氏を迎え、癒しの空間を届ける。また、B's-LOG COMIC(KADOKAWA)にてコミカライズ企画も進行中としている。

■住友金属鉱山 <5713>  1,544.5円  +30 円 (+2.0%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>やDOWAホールディングス<5714>、三井金属<5706>など非鉄株が高い。21日のロンドン金属取引所(LME)で銅相場(3カ月物)は前日比136ドル高の1トン=5559ドルと上昇。今月10日につけた5601ドルの高値に接近している。米次期大統領となるトランプ氏による大規模なインフラ投資に向けた期待で銅への需要増が見込まれているほか、中国の公共投資拡大への思惑も膨らんでいる。ニッケルやアルミニウムの価格も上昇している。

■西松屋チェーン <7545>  1,508円  +29 円 (+2.0%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>が7日続伸。21日の取引終了後に発表した11月度(10月21日~11月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比15.1%増と2ケタ増となり、3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。気温の低下に伴い、繊維部門で冬物商品の販売が好調に推移しており、特に新企画PB商品である、あったかトレーナー「裏ポカ」、のび~るチノパン「ストレッチーノ」などを重点販売したアウトウエアが大きく売り上げ伸ばした。また、雑貨部門でも調乳衛生用品、玩具を中心に堅調に推移した。

■ディップ <2379>  2,529円  +48 円 (+1.9%)  本日終値
 ディップ<2379>、フルキャストホールディングス<4848>が高い。企業の求人需要は衰えず、人材不足を背景にアルバイトやパートの時給が一段と上昇傾向にある。21日に求人情報大手のリクルートジョブズ(東京・中央)が発表した10月の3大都市圏募集時平均受給は前月比7円増の996円と2006年の調査開始以降で最高を記録した。また、地方の時給上昇も目立っている状況。10月から最低賃金が引き上げられたことが影響しているとはいえ、高水準の需要が前提として存在していることを物語る。書き入れ時となる年末に向けて、さまざまな分野で人材ニーズが高まることが予想され、関連銘柄へのマークも強まっている。ディップはアルバイト募集サイト「バイトル」や「はたらこねっと」などの求人情報サイトを運営、時流に乗り広告出稿好調で業績は急成長している。また、フルキャストHDは軽作業向けのアルバイト紹介などを手掛け、新規顧客需要開拓に向け拠点拡充にも前向きな姿勢で、いずれも今の収益環境は追い風が強く意識されている。このほか、人材関連としてはテンプホールディングス<2181>、テクノプロ・ホールディングス<6028>、UTグループ<2146>なども買い優勢の展開となっている。

■日本ハム <2282>  2,895円  +54 円 (+1.9%)  本日終値
 日本ハム<2282>が7連騰で新値街道を快走。SMBC日興証券が21日付で同社株の投資評価を「1」継続で目標株価を3280円から3620円に引き上げている。これが株高を後押ししている。同証券は17年3月期の営業利益予想を503億円から515億円へ 、18年3月期は513億 円から560億円へ 、19年3月期は573億円から610億円へ増額している。

■国際石油開発帝石 <1605>  1,098円  +18.5 円 (+1.7%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>、日本海洋掘削<1606>、石油資源開発<1662>などが揃って上昇、いずれも戻り足を鮮明としている。足もと原油市況が急反発に転じており、前日のWTI原油先物価格は前日比1ドル80セント高の1バレル=47ドル49セントと急伸、10月28日以来約3週間ぶりの水準に回復した。これを受けて前日の米国株市場ではシェブロンやエクソンモービルなどエネルギー関連株が買われ、東京市場でも原油市況の上昇が収益面メリットとなる資源開発関連セクターに買いが波及している。

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