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【市況】11日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高と続伸、非鉄株は連日で急騰

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

11日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比24.76ポイント(0.78%)高の3196.04ポイントと続伸した。約10カ月ぶりの高値を更新している。上海A株指数も上昇し、25.90ポイント(0.78%)高の3346.30ポイントで引た。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数は3.37ポイント(0.96%)高の352.96ポイント、深センB株指数は0.66ポイント(0.06%)高の1171.90ポイントで終了した。

市場活性化の期待が続く。早ければ11日の取引終了後にも、中国と香港の証券当局は深セン・香港株式市場の相互取引のスタート日を正式発表する??と報じられた。人民元安を懸念して朝方に弱含む場面がみられたものの、買いの勢いが徐々に増している。

業種別では、証券株がしっかり。最大手の中信証券(600030/SH)が3.2%上昇した。素材関連株は連日で急伸。非鉄の江西銅業(600362/SH)はこの日もストップ高で引けた。米国や中国でインフラ投資の拡大方針が示されていることを背景に、需要増の思惑が強まっている。ゼネコンの中鉄二局(600528/SH)も7.3%高、建機の三一重工(600031/SH)も3.7%高と値を上げた。保険株や不動産株、自動車株、石炭や石油のエネルギー株もしっかり。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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