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2016年11月02日15時23分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日ハム、伊藤忠テクノ、昭電工

日ハム <日足> 「株探」多機能チャートより
■日本デジタル研究所 <6935>  2,410円  +376 円 (+18.5%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 日本デジタル研究所 <6935> が連騰し年初来高値を更新。10月31日、同社の前沢和夫社長の資産管理会社ジェイ・ディ・エル技研がMBO(経営陣による買収)を実施し、株式を非公開化すると発表したことが引き続き材料視された。TOB価格が前日終値を19.0%上回る1株2420円とあって、本日もこれにサヤ寄せする形となった。買付期間は11月1日から12月20日まで。予定通りTOBが実施された場合、同社は上場廃止となる見通し。

■日本ハム <2282>  2,759円  +236 円 (+9.4%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 1日、日本ハム <2282> が17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の440億円→470億円に6.8%上方修正。増益率が36.9%増→46.2%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。食肉販売数量の伸長に加え、加工事業の生産性向上が利益を押し上げる。不採算だった米国子会社の養豚事業売却なども上振れに貢献する。

■伊藤忠テクノ <4739>  2,848円  +241 円 (+9.2%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 1日、伊藤忠テクノソリューションズ <4739> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益が前年同期比49.7%増の89.1億円に拡大して着地したことが買い材料視された。コンビニ向け店舗システム案件の受注が伸びた流通・エンタープライズ事業の収益が急拡大したことが寄与。情報通信事業の伸長も大幅増益に貢献した。

■昭和電工 <4004>  1,477円  +116 円 (+8.5%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 1日、昭和電工 <4004> が決算を発表。16年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比20.6%減の206億円に減ったものの、直近3カ月の7-9月期の同利益は前年同期比30.2%増の136億円に拡大したことが買い材料。7-9月期は石油化学事業が原油価格の下落によるナフサなどの原料価格の低下で採算が急改善した。基礎化学品や機能性化学品の増益も寄与した。1-9月期の経常利益の通期計画230億円に対する進捗率は89.6%に達しているうえ、1-3月期を底にV字回復しているだけに、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。

■ゴールドウイン <8111>  5,040円  +260 円 (+5.4%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 ゴールドウイン<8111>が反発。同社は1日の取引終了後、17年3月期の第2四半期累計(4~9月)連結業績予想の修正を発表。売上高を252億円から264億6000万円(前年同期比1.6%増)へ、営業利益を3億4000万円から6億8000万円(同58.5%増)へ、純利益を2億5000万円から5億9000万円(同2倍)へ上方修正、これを好感した。「ザ・ノース・フェイス」、「へリー・ハンセン」、「カンタベリー」や「ブラックアンドホワイト」ブランドの販売が総じて堅調に推移し、直営店を中心とするリテール売り上げの拡大や返品・値引などの販売ロスを削減したことも利益を押し上げている。

■伊藤米久HD <2296>  1,050円  +49 円 (+4.9%)  本日終値
 1日、伊藤ハム米久ホールディングス <2296> が17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の90億円→119億円に32.2%上方修正したことが買い材料視された。加工食品事業でコスト削減や経営統合に伴うシナジー効果が寄与し、採算が想定以上に改善した。上期上振れに伴い、通期の同利益も従来予想の195億円→220億円に12.8%上方修正した。業績好調に伴い、今期の期末一括配当を従来計画の12円→15円に増額修正したことも支援材料となった。

■VIX短先物 <1552>  236円  +11 円 (+4.9%)  本日終値
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が大幅に6日続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしている。米紙ワシントンポストとABCテレビが発表した大統領選の世論調査で共和党のトランプ氏の支持率が民主党のクリントン氏をわずかに上回ったことが判明。これを受け、トランプリスクが再燃し、同指数を買う動きが強まっている。1日の米VIX指数は一時、前の日に比べ19%高の20.43に上昇している。

■ヤフー <4689>  419円  +16 円 (+4.0%)  本日終値
 ヤフー<4689>が急速上値追い。同社は1日取引終了後に17年3月期第2四半期累計の連結決算を発表、売上高4095億9500万円(前年同期比64.6%増)、営業利益1003億8500万円(同33.9%減)、最終利益691億1900万円(同44.6%減)だった。アスクル<2678>などの連結対象化で売上高に業容拡大効果は出ているものの、利益面ではアスクルの再評価益や先行投資負担が足を引っ張り大幅減益に。ただ、株価は底値もみ合いで既にこれを織り込んでおり、想定内の減益であったことから買い戻しを誘発するかたちとなった。

■ニチレイ <2871>  2,398円  +86 円 (+3.7%)  本日終値
 ニチレイ<2871>が続伸。地合い悪のなか我が道を行く展開で連日の年初来高値。1日に発表した16年4~9月期業績は営業利益段階で前年同期比54.6%増の160億5900万円と絶好調。主力商品の「本格炒め炒飯」、「焼きおにぎり」などの米飯類が収益に貢献している。また、中期経営計画「POWER UP 2018」の目標数値(19年3月期目標)について営業利益段階で236億円を286億円へと上方修正しており、これがマーケットで評価されている。

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