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【市況】任天堂がしっかり、決算後のアク抜けが今後のコンセンサスになるか/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 17341.23 (-50.61)
TOPIX  : 1382.63 (-0.07)

[後場の投資戦略]

 日経平均は売り先行後に一事プラス圏を回復するなど、底堅い相場展開である。任天堂<7974>が売り一巡後に一時プラスに転じていることも、安心感につながろう。ただ、決算発表が本格化する中では、決算を見極めたいとするムードも強い。日銀のETF買い入れなどの需給要因が下支えとなり、先高期待の強い上昇ではあるが、決算を前にいったんはポジションをクローズする流れにも向かいやすいところである。

 とはいえ、任天堂のほか、LINE<3938>についても、大きく下げてはいるが、寄付き価格を上回って推移している。決算後のアク抜けへの市場の意識が高まってくるようだと、今後予定されている企業で下方修正等が出てきたとしても、売り一巡後のアク抜けを意識した物色に向かわせてきそうである。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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