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【市況】明日の株式相場見通し=75日・200日GC達成で先高期待、目先小幅な調整も

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(26日)の東京株式市場は、外国為替市場での円安・ドル高進行、4~9月期決算や通期業績見通しの好調推移を支えに、堅調な推移となりそうだ。ただ、東証1部の騰落レシオ25日平均は、146%台と過熱水準に達しており、利益確定売りの出やすい地合いとなっている。

 市場関係者からは「75日移動平均線(1万6628円=25日)が、200日移動平均線(1万6608円=同)を下から上抜くゴールデンクロス(GC)を達成したことで、中期的にも先高期待感を抱かせるシグナルが点灯したことになる。目先的に小幅な調整を挟むことは避けられないものの、上昇トレンドを堅持することになりそうだ」との見方が出ていた。

 25日の東京株式市場は終始買い優勢で、日経平均株価は途中伸び悩む場面があったものの、前場後半以降は次第に水準を切り上げる展開となった。日経平均株価終値は、前日比130円83銭高の1万7365円25銭と続伸した。

 日程面では、9月の企業向けサービス価格指数、24日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米9月の新築一戸建て住宅販売が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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