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【市況】NY株式:ダウは3ドル安、原油高を好感もFOMCを控えて様子見ムード

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

19日の米国株式相場は下落。ダウ平均は3.63ドル安の18120.17、ナスダックは9.54ポイント安の5235.03で取引を終了した。原油相場の上昇で欧州株が全面高となり、米国株にも買いが先行。9月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、先週の軟調な経済指標を受けた利上げ観測の後退から堅調推移となった。しかし、明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を見極めたいとの思惑から、引けにかけて上げ幅を縮小した。セクター別では、公益事業や銀行が上昇する一方で食品・生活必需品小売や電気通信サービスが下落した。

バイオ医薬品のサレプタ・セラピューティックス(SRPT)は食品医薬品局(FDA)から筋ジストロフィー治療薬への承認を取得し、70%を超す大幅上昇。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)はモルガン・スタンレーによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。アクションカメラのゴープロ(GPRO)は新製品発表が好感され、買われた。一方で、決済サービスのペイパル(PYPL)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、下落した。

NAHB住宅市場指数が前月から上昇し、今後6か月の販売見通しが引き上げられたことから、KBホーム(KBH)やレナー(LEN)など住宅建設会社が選好されている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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