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【市況】カンファレンス開催で機関投資家は少ないか/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16414.73 (-199.51)
TOPIX  : 1300.80 (-13.94)

[後場の投資戦略]

 日経平均は一時16400円を割り込んでおり、直近安値水準まで下げてきている。ボリンジャーバンドでは-2σまでの調整をみせており、一先ず売り一巡感が意識されそうである。もっとも、日銀のETF買入れが意識されるものの、昨日の戻りの鈍さにより、短期筋等には売り安心感もある。戻りの鈍さが意識されてくるようだと、反対に売り仕掛け的な売買が増える可能性がありそうだ。

 物色としては米国市場同様に、逆行高をみせているアップル関連に資金が向かいやすいと考えられる。ゲーム関連はゲームショウ開幕でいったんは出尽くし感があるようだが、これから人気製品等のメディア報道が出てくるため、関連銘柄については押し目拾いのスタンスになろう。また、今週はみずほ証券等で、「Mizuho Investment Conference Tokyo」が開催されている。他の証券等でもカンファレンスが開催されているため、機関投資家の市場での参加率は少ないとの声も聞かれる。一方で、カンファレンスで紹介された企業等へ関心が集まりそうだ。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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