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2016年09月08日15時42分

【市況】日経平均は続落、17000円を割り込み一時3ケタの下げ/相場概況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は続落。7日の米国市場でNYダウは地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けて小動きとなり、日経平均も28円安からスタートすると、前場はおおむね16900円台後半でのもみ合いが続いた。ただ、後場に入ると下げ幅を広げ、一時16836.65円(前日比175.79円安)まで下落する場面があった。日本銀行の中曽副総裁が講演でマイナス金利拡大を否定しなかったことが下落のきっかけとみられているが、市場では「講演内容はこれまでどおり」との見方も聞かれ、引けにかけて下げ渋る展開となった。

大引けの日経平均は前日比53.67円安の16958.77円となった。東証1部の売買高は16億7242万株、売買代金は2兆1925億円だった。業種別では、保険業、鉄鋼、サービス業が下落率上位だった。一方、その他製品が5%高となったほか、海運業、精密機器が上昇率上位だった。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>、KDDI<9433>などがさえない。信越化<4063>が3%超下落したほか、日経平均構成銘柄への新規採用で前日急伸した楽天<4755>は4%近く下げた。また、トクヤマ<4043>、SRGタカミヤ<2445>、KLab<3656>などが東証1部下落率上位となった。一方、任天堂<7974>が全市場売買代金トップで、ディーエヌエー<2432>も商いを伴ってともに急伸した。米アップルのイベントでiOS向け新作ゲームを年内に配信すると発表したことが材料視された。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>やファーストリテ<9983>が小幅高となり、一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたSMC<6273>は堅調。塩野義薬<4507>やカカクコム<2371>の上げが目立った。また、MBO(経営陣による買収)実施を発表したM2HD<8728>がストップ高比例配分となったほか、5G(第5世代移動通信システム)関連のサイバーコム<3852>もストップ高まで買われ、ポケモン関連のサノヤスHD<7022>などと東証1部上昇率上位に並んだ。
《HK》

 提供:フィスコ

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