【市況】東京株式(前引け)=手掛かり材料難のなか小幅続落
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが4日ぶり反落したことなどを受け様子見ムードが強く、日経平均は小幅ながらマイナス圏での推移が続いた。為替相場でも1ドル=101円台後半のもみ合いと手掛かり材料に乏しく、あすのメジャーSQ算出を控え、実需買いが手控えられている。
個別では「スーパーマリオ」新作のiPhone配信を発表した任天堂<7974>が商い急増のなか大幅高。ディー・エヌ・エー<2432>も一時ストップ高に買われる人気となったほか、サノヤスホールディングス<7022>なども値を飛ばした。さくらインターネット<3778>やGMOペイメントゲートウェイ<3769>などフィンテック関連の上昇も目立つ。このほかSMC<6273>、塩野義製薬<4507>も物色人気に。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが冴えず、信越化学工業<4063>も安い。トクヤマ<4043>が売られ、コロプラ<3668>、KLab<3656>なども利食われた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)