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【通貨】明日の為替相場見通し=米ベージュブックなどを注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけてのドル円相場は、今晩の米国ベージュブック(地区連銀報告)や、あすの日本の4~6月国内総生産(GDP)・改定値の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=101円00~102円50銭。

 この日は、米8月ISM非製造業景況感指数が市場予想を下回り約6年半ぶりの水準に落ち込んだことから米利上げ観測が後退。101円台前半まで大幅な円高が進行した。ただ、一段の急激なドル安・円高で値ごろ感の台頭を指摘する見方もある。このなか、ベージュブックの内容は今後の米連邦準備理事会(FRB)の議論の方向をみるうえで注目される。また、日本の4~6月期GDP改定値は速報値の前期比年率0.2%増からの横ばいが見込まれているが、一部には0.0%への下方修正を予想する見方もあり、その結果も関心を集めそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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