【市況】ETF売買動向＝7日前引け、コスピブル、ハンセンブルが新高値

　7日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比50.3％増の716億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同52.5％増の646億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が新高値。国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.43％安、ＵＢＳ 英国大型株 <1389> は4.02％安、国際のＥＴＦＶＩＸ中期先物指数 <1561> は3.59％安、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> は3.13％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.04％安と大幅に下落。

　日経平均株価が111円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金475億2900万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金429億5600万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が66億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が27億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億6300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が17億6300万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が11億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース