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2016年08月24日16時57分

【特集】タマホーム Research Memo(5):業績に伴い財務体質は悪化傾向だが現預金は潤沢、業績回復に伴う体質改善に期待

タマホーム <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

(2)財務状況

タマホーム<1419>の2016年5月末の総資産は前期末比3,205百万円減少の83,866百万円となった。主な増減要因をみると、流動資産ではたな卸資産が同1,331百万円、現預金が同552百万円減少した。また、固定資産は繰延税金資産や無形固定資産を中心に同535百万円減少した。

一方、負債合計は前期末比2,342百万円減少の70,334百万円となった。有利子負債が同2,465百万円増加したものの、支払手形・工事未払金等が同2,657百万円、未払法人税等が同715百万円、その他流動負債が同1,935百万円減少した。また、純資産は当期純損失の計上や配当金の支払い等により利益剰余金が同747百万円減少したことを主因に、同862百万円減少の13,531百万円となった。

経営指標を見ると、業績の悪化に伴い自己資本比率が15.9%と前期末の16.1%から低下したほか、有利子負債比率も217.3%と前期末の188.2%から上昇するなど、財務体質はここ数年、悪化傾向が続いている。ただ、現預金が200億円以上と潤沢にあり、有利子負債の水準も経営面で問題となるような水準ではなく、今後業績が回復に転じれば、財務体質の改善が進むものと思われる。

収益性についても、営業利益率で1.3%とここ数年は低下傾向にあるが、2017年5月期以降は業績の回復とともに上昇に転じることが予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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