市場ニュース

戻る
2016年08月22日16時37分

【市況】フィンテックやゲーム株の一角に値幅取り狙いの資金が集中【クロージング】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

22日の日経平均は続伸。52.37円高の16598.19円(出来高概算14億株)で取引を終えた。19日の米国市場は利上げ観測を受けて反落となっていたが、為替相場がやや円安に振れて推移していることや日銀の追加緩和期待などが材料視され、買い先行で始まった。ただし、上値追いには慎重であり、寄付き直後に16630円をつけた後は、16600円を挟んでの狭いレンジ取引が続いた。円相場がやや円安に振れて推移していることが安心感につながったが、日銀のETF買い入れを見極めたいとする模様眺めムードも強い。指数インパクトの大きい値がさ株は高安まちまちだったことも、方向感を掴みづらくしていた。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めていた。規模別指数は中型、小型株指数の堅調さが目立ったが、大型株指数は小幅な上昇にとどまっており、日経平均の重しになっている。セクターではその他製品、陸運、建設、ゴム製品、電力ガス、サービス、小売、その他金融、化学が堅調。半面、水産農林、鉱業、保険、鉄鋼が冴えない。

日経平均は5日、25日線辺りでのこう着が続いていた。想定されていた値動きではあるが、このままこう着が続くようだと、シグナルが悪化するため、25日線レベルからの上昇をみせたいところであろう。まずは、マイナス圏での日銀のETF買い入れを見極めたいところになりそうだ。また、小幅ながらも上昇が続き、日柄的に上昇局面においても日銀のETF買い入れが入ってくるかを見極めたいところである。先週の調整局面において日銀のETF買い入れが入らず、経験則が覆された形だったこともあり、まずは見極めたいところである。

物色としては個人主体であろうが、フィンテックやゲーム株の一角に値幅取り狙いの資金が集中していた。また、リオ五輪の閉会式で安倍首相がスーパーマリオで登場するなど、任天堂<7974>を中心としたポケモノミクス関連の熱は冷めず、引き続き注目されよう。

《AK》

 提供:フィスコ

日経平均