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2016年08月19日15時25分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):豊田通商、伊藤忠、NEC、日立造

豊田通商 <日足> 「株探」多機能チャートより
■豊田通商 <8015>  2,258円  +32 円 (+1.4%)  本日終値
 豊田通商<8015>が反発。18日付でカナダの燃料電池開発・製造大手であるバラード社と日本国内市場での販売契約を締結したことを発表した。バラード社は燃料電池の開発・製造における世界的先駆者企業で、自動車向けに限らず、自動車以外の駆動用やバックアップ用など幅広い用途の製品を有し、特に中小型燃料電池の技術力を強みとしている。今回の販売契約により、すでに需要のある携帯電話用基地局の非常用電源として使用される定置用燃料電池の販売を行うとともに、運輸分野(バス、トラックなどの商用車や鉄道、船舶など)での新たな活用に向けた開発・販売を推進していく。

■伊藤忠商事 <8001>  1,192.5円  +15 円 (+1.3%)  本日終値
 伊藤忠商事<8001>は堅調。18日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を1430円から1550円へ引き上げた。予想配当利回りを他社と比較すると割安感が大きいと指摘。17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の2400億円(前期2264億1800万円)に対して従来予想の2650億円から2780億円へ、18年3月期は2790億円から2840億円へ引き上げている。

■NEC <6701>  257円  +3 円 (+1.2%)  本日終値
 NEC<6701>が反発。同社はこの日、ブラジルでのITサービス事業を強化するため、中南米地域の統括会社NECラテンアメリカ社を通じて、同国のITセキュリティー企業であるArcon社を買収することを発表した。Arcon社はITセキュリティーに関するコンサルティング、システム構築、マネージドサービスの各事業を展開しており、政府機関に加えエネルギー・金融・通信・製造などさまざまな業種で大手顧客を有している。今回の買収により、Arcon社が有するITセキュリティー領域の技術・ノウハウや大手顧客への対応力などを活用し、ブラジルでのITセキュリティー事業を拡大、両社の既存顧客へのクロスセル(相互販売)によるシナジーの創出を図る。

■ニフコ <7988>  5,210円  +30 円 (+0.6%)  本日終値
 ニフコ<7988>が反発。大和証券は18日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は6000円としている。同社は、樹脂ファスナー(留め具)の国内シェア60%以上を誇る独立系の自動車用樹脂部品メーカー。同証券では「円高や自動車生産台数の伸び悩みが懸念されるなか、営業利益率が順調に上昇する数少ない銘柄の一つ」と指摘。具体的には、「自動車1台当たりに搭載される製品金額の上昇」「現代・起亜自動車など非日系完成車メーカーへの拡販」が業績を下支えするとみている。同証券では、17年3月期の連結営業利益を前期比9%増の300億円(会社予想276億円)と増額修正を見込み、18年3月期は同327億円と予想している。

■ナブテスコ <6268>  2,699円  +14 円 (+0.5%)  本日終値
 ナブテスコ<6268>が反発。18日の取引終了後、インド南部の都市バンガロールに、グループ製品の輸入・販売、アフターサービスを行う現地法人ナブテスコ・インディアを設立したと発表しており、海外事業拡大につながるとの見方から買いが入っている。同社は、14年に駐在員事務所をバンガロールに開設し、インド国内における情報収集や市場調査などを行ってきたが、インド市場は今後もモータリゼーションの進展による自動車および関連産業の裾野の拡大や鉄道建設・道路整備・地域開発などのインフラ整備の加速が見込まれることから、新たに現地法人を設立したという。ナブテスコ・インディアは、精密減速機RVの販売や舶用製品のアフターサービスから営業を開始し、今後はグループのその他の製品についても取り扱いを開始する予定としている。なお、同件による16年12月期業績への影響は軽微としている。

■PCデポ <7618>  1,016円  -103 円 (-9.2%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 ピーシーデポコーポレーション<7618>は大幅反落。日証金が18日付から貸株利用など貸借取引で注意喚起に指定すると発表した。貸借取引に規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から、売りが優勢となっている。

■青山商事 <8219>  3,250円  -175 円 (-5.1%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 青山商事<8219>が3日続落、年初来安値を更新した。18日付で三菱UFJモルガンスタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」継続ながら目標株価を5000円から4500円に引き下げた。第1四半期決算では「アメリカンイーグルを主体とするカジュアル事業の業況」が苦戦している様子が目につく展開となったと指摘。17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の225億円(前期213億3600万円)に対して227億円から220億円へ、18年3月期は250億円から241億円へ引き下げている。

■ドンキHD <7532>  3,645円  -155 円 (-4.1%)  本日終値
 ドンキホーテホールディングス<7532>が反落。18日の取引終了後、傘下のドン・キホーテで10月上旬から、訪日外国人観光客向けECサービス「majica Premium Global」(マジカプレミアムグローバル、仮称)の提供を開始すると発表したが、市場の反応は限定的のようだ。「マジカプレミアムグローバル」は、ドン・キホーテ来店時に会員登録し、帰国後、専用サイトやアプリから希望の商品を注文すると、各国の自宅へ商品を配送するサービスで、訪日時にドン・キホーテで購入した商品の“おかわり(リピート)注文”などに対応しているという。取扱商品は、加工食品・化粧品・日用雑貨など訪日外国人観光客に人気のアイテムを取り揃えているほか、中国語(簡体字、繁体字)・韓国語・タイ語・英語・日本語に対応し、国内の拠点から海外への配送を行うという。10月上旬から一部店舗でサービスの案内を開始し、試験運用後、順次店舗を拡大するとしている。

■日本航空 <9201>  2,985.5円  -48.5 円 (-1.6%)  本日終値
 JAL<9201>が5日続落。18日付で岡三証券がレーティングを「強気」から「中立」へ引き下げた。原油価格下落や円高により燃料費が減少しているものの、国際線旅客需要が日本発を中心に減退していることを指摘。17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の2010億円(前期2091億9200万円)に対して従来予想の2120億円から1830億円へ、18年3月期を2180億円から1850億円へ引き下げている。

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