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2016年08月12日15時29分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):スクリン、国際石開帝石、アルバック、ネクソン

スクリン <日足> 「株探」多機能チャートより
■スクリン <7735>  1,180円  +26 円 (+2.3%)  本日終値
 SCREENホールディングス<7735>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が10日、投資判断「ニュートラル」を継続しつつ、目標株価を890円から980円へ引き上げたことが好材料視されている。同証券では従来、上期をピークに次世代N10(10nm)に向けたファウンドリ投資が一服すると予想していたが、次々世代のN7(7nm)の立ち上げが前倒しされ、投資が持続すると予想。さらに、3DNAND向け受注が2番手グループを中心に第2四半期以降増加するとみて、今後の受注環境は想定以上に強いと判断し、17年3月期営業利益予想を会社側の270億円に対して275億円と予想。また、18年3月期を同215億円から267億円へ引き上げている。

■国際石油開発帝石 <1605>  843.1円  +1.4 円 (+0.2%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連やNEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>など原油市況動向とリンクするETNなどが高い。足もと原油市況が上昇しており、これが追い風材料となっている。11日終値ベースでWTI原油先物価格は1ドル78セント高と急伸、1バレル=43ドル49セントと7月22日以来の水準まで戻しており、これを受けて前日の米国株市場ではシェブロンなどエネルギーセクターが買われ全体相場の上昇に貢献した。この流れが東京市場にも波及するかたちで、資源関連に物色資金が流入している。

■アルバック <6728>  2,757円  -358 円 (-11.5%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 10日に決算を発表。「今期経常は2%減益へ」が嫌気された。アルバック <6728> が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。16年6月期の連結経常利益は前の期比47.3%増の183億円に拡大したが、17年6月期は前期比2.0%減の180億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒アルバックの詳しい業績推移表を見る

■ネクソン <3659>  1,406円  -177 円 (-11.2%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 ネクソン<3659>が急反落。10日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が売上高956億2000万円(前年同期比1.0%増)、営業利益170億8200万円(同49.1%減)、純利益12億9200万円(同95.9%減)となり、従来予想の純利益40億5200万円~60億7000万円のレンジを下回ったことが嫌気されている。中国で主力PCオンラインゲーム「アラド戦記」のアイテム販売が好調で売上高・営業利益は計画通りで着地したものの、韓国ウォンや中国元に対する円高が進んだことで目減りした。また、外貨建て現預金および売掛金で為替差損が発生したことから、最終利益が計画を大きく下回った。なお、第3四半期累計(1~9月)連結業績予想は、売上高1339億7000万~1369億4200万円(前年同期比7.3~5.2%減)、営業利益277億1600万~300億900万円(同46.7~42.3%減)、純利益109億4000万~128億8900万円(同78.4~74.6%減)を見込んでいる。

■大氣社 <1979>  2,506円  -262 円 (-9.5%)  本日終値  東証1部 下落率6位
 10日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は30%減益で着地」が嫌気された。大氣社 <1979> が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比29.6%減の12.6億円に減り、4-9月期(上期)計画の39億円に対する進捗率は32.4%にとどまり、5年平均の36.9%も下回った。
  ⇒⇒大氣社の詳しい業績推移表を見る

■電気興業 <6706>  465円  -41 円 (-8.1%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 10日に決算を発表。「上期経常を一転赤字に下方修正」が嫌気された。電気興業 <6706> が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は6.2億円の赤字(前年同期は2.8億円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒電気興業の詳しい業績推移表を見る

■ソディック <6143>  721円  -47 円 (-6.1%)  本日終値
 ソディック<6143>が大幅続落。10日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、売上高を655億円から611億円(前期比6.2%減)へ、営業利益を58億円から53億5000万円(同15.8%減)へ、純利益を43億円から35億円(同16.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。第1四半期が5割超の営業減益となったことに加えて、為替が円高で推移していることが要因としている。なお、第2四半期以降の想定為替レートは1ドル=102円、1ユーロ=114円としている。同時に発表した第1四半期の連結決算は、売上高122億7100万円(前年同期比14.2%減)、営業利益5億7600万円(同52.1%減)、最終利益7100万円(同95.2%減)だった。円高による影響に加えて、国内ではものづくり補助金の採択待ちなどの影響で受注・売り上げともに低調だったほか、中国や東南アジアでは経済減速の影響などにより需要が低調だったことが響いた。

■カドカワ <9468>  1,324円  -38 円 (-2.8%)  本日終値
 カドカワ<9468>が軟調。10日付で岡三証券がレーティングを「強気」から「中立」に引き下げた。電子書籍やniconicoのリニューアル、スマートフォン向け新サービスの展開などの事業構造のデジタル化という中期的な方向性は評価できるものの、niconicoのMAU(月間アクティブユーザー)や1日当たりの平均滞在時間が前年同期比で減少していることなどを懸念材料としている。

■北川精機 <6327>  296円  +80 円 (+37.0%) ストップ高   本日終値
 北川精機<6327>が大幅続伸となっている。同社は10日に、炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)シート材の成形が可能な真空プレス装置を開発したと発表。これが材料視されているようだ。CFRTPは次世代の軽量化素材として、自動車や航空機向けへの展開が期待されている素材。この装置は、CFRTP成形品の開発・実用化に向けた新たな成形プロセスの確立に貢献することが見込まれている。

●ストップ高銘柄
 プラッツ <7813>  2,110円  +400 円 (+23.4%) ストップ高   本日終値
 フォトクリエイト <6075>  1,716円  +300 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値
 鎌倉新書 <6184>  3,090円  +501 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値
 エナリス <6079>  522円  +80 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
 UTグループ <2146>  528円  +80 円 (+17.9%) ストップ高   本日終値
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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