市場ニュース

戻る
 

【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発・1万7000円接近、海外株高・原油高・円安でリスクオン強まる (8月12日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  16877.18
高値  16943.67(13:36)
安値  16818.43(09:01)
大引け 16919.92(前日比 +184.80 、 +1.10% )

売買高  17億7292万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1364億円 (東証1部概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は大幅反発で1万7000円台替え意識
 2.主要指数揃って最高値更新の米株市場に追随
 3.原油高と円安もリスクオンの流れ強まる
 4.祝日と週末の狭間で市場エネルギーは低調
 5.好決算発表銘柄に値を飛ばす銘柄が目立つ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは117ドル高と反発。原油市況の反発や小売企業の決算が好感され、過去最高値を3週ぶりに更新した。

 祝日明けの東京市場では海外株高と原油高を受け、買い優勢で始まり、日経平均は前引けにかけいったん伸び悩んだものの、後場買い直され一段高となった。円安も追い風となった。

 12日の東京市場は、リスクオンの流れに乗り上値追い。前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウをはじめ主要指数が揃って史上最高値を更新しており、これを受け主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。原油市況の上昇に加え、外国為替市場で円安基調にあることも好感された。祝日と週末の狭間で市場エネルギーは低調、きょうはオプションSQ算出日にあたり、売買高は膨らんだものの17億株台にとどまった。個別銘柄物色は引き続き好決算を発表した企業を中心に買い人気を集めるものが多い。日経平均は一時200円を超える上昇をみせ、終値でも1万6900円台で着地、6月1日以来となる1万7000円大台を目前に捉えている。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が買われ、ファミリーマート<8028>も大幅高。東京エレクトロン<8035>、ディー・エヌ・エー<2432>なども値を飛ばした。ケネディクス<4321>が物色人気となり、森永製菓<2201>はストップ高となった。ニプロ<8086>、マツモトキヨシホールディングス<3088>などの上げも目立っている。
 半面、任天堂<7974>が安く、アルバック<6728>が急落した。ネクソン<3659>、日本コンクリート工業<5269>、ジャパンディスプレイ<6740>などが大幅安となったほか、長谷工コーポレーション<1808>、日本通運<9062>の下落も目立つ。サンドラッグ<9989>、ワイエイシイ<6298>なども売られた。

 日経平均への寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、テルモ <4543> 、セコム <9735> 、電通 <4324> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約73円。うち42円はファストリ1銘柄によるもの。

 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファナック <6954> 、トレンド <4704> 、アルプス <6770> 、信越化 <4063> 、ソフトバンク <9984> 。押し下げ効果は約17円。


 東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)水産・農林業、(3)サービス業、(4)小売業、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)その他製品、(3)陸運業、(4)空運業、(5)鉄鋼。

■個別材料株

△UT <2146> [JQ]
 上期経常を一転27%増益に上方修正。
△テンプHD <2181>
 4-6月期(1Q)経常は44%増益・通期最高益予想。
△森永 <2201>
 今期経常を一転23%増益・最高益に上方修正。
△マツキヨHD <3088>
 1.28%を上限に自社株買いを実施、4-6月期(1Q)経常は8%増益。
△ケネディクス <4321>
 4.5%を上限に自社株買いを実施、上期経常が37%増益で着地。
△フォトクリ <6075> [東証M]
 フォトライフ研究所が1株1950円でTOBを実施。
△鎌倉新書 <6184> [東証M]
 1→4の株式分割を実施。
△平田機工 <6258> [JQ]
 4-6月期(1Q)経常は48%増益。
△シャープ <6753> [東証2]
 中国当局が鴻海による出資を承認。
△アイドマMC <9466> [東証M]
 1→2の株式分割とO2O販促支援分野への進出。


▲安川情報 <2354> [東証2]
 東証が信用規制。
▲ウェルネット <2428>
 三菱UFJ証が「強気→中立」に格下げ。
▲ソディック <6143>
 今期経常を19%下方修正。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)キムラタン <8107> 、(2)森永 <2201> 、(3)洋ゴム <5105> 、(4)ブイキューブ <3681> 、(5)フェイス <4295> 、(6)ディーエヌエ <2432> 、(7)コロムビア <6791> 、(8)テンプHD <2181> 、(9)川田テク <3443> 、(10)日本商業開発 <3252> 。

 値下がり率上位10傑は(1)日コン <5269> 、(2)アルバック <6728> 、(3)ネクソン <3659> 、(4)ウェルネット <2428> 、(5)芦森工 <3526> 、(6)大気社 <1979> 、(7)電気興 <6706> 、(8)APカンパニ <3175> 、(9)エコナック <3521> 、(10)大真空 <6962> 。


【大引け】

 日経平均は前日比184.80円(1.10%)高の1万6919.92円。TOPIXは前日比8.39(0.64%)高の1323.22。出来高は概算で17億7292万株。値上がり銘柄数は1268、値下がり銘柄数は600となった。日経ジャスダック平均は2465.47円(7.24円高)。

[2016年8月12日]


株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均