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2016年07月14日15時31分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):任天堂、TSIHD、ディップ、そーせい

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
■任天堂 <7974>  25,300円  +3,470 円 (+15.9%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 任天堂<7974>が急反騰。7月に海外で配信開始したスマホゲーム「ポケモン Go」が米国で大ヒット、社会現象化するほどの人気を博していることが伝わり、市場の耳目を驚かせている。14日付の日本経済新聞では、6日に配信が開始された米国でスマホゲームの利用者数ランキング歴代首位に浮上(米国調査会社調べ)したことを伝えており、人気が加速した格好だ。一部の欧州系外資系証券が「ポケモン GO」の収益寄与が不透明として、売り推奨を継続しているが、結果的に売り方踏み上げ(買い戻し誘導)の展開にある。

■TSIホールディングス <3608>  647円  +72 円 (+12.5%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 13日、TSIホールディングス <3608> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比25.0%増の26.7億円に伸びて着地したことが買い材料。不採算ブランドの撤退や店舗閉鎖に加え、販管費の削減を進めたことで採算が急改善した。上期計画の10億円を既に2.7倍も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる200万株(金額で13億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。これを受けて、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

■ディップ <2379>  3,050円  +245 円 (+8.7%)  本日終値
 ディップ<2379>が大幅反発。岩井コスモ証券が13日付のリポートで、投資判断「A」を継続しつつ、目標株価を3200円から3500円へ引き上げたことが好感されている。同証券では、人手不足を背景にアルバイト求人情報サイト「バイトル」などへの求人広告出稿が増加し、業績の上振れの可能性が浮上したと評価。17年2月期営業利益は会社計画85億円を上回る90億円を見込んでいる。また政府の成長戦略も追い風となり、同社が中期的に業績拡大を続ける可能性は高いとしている。

■セントラル警備保障 <9740>  2,240円  +166 円 (+8.0%)  本日終値
 13日、セントラル警備保障 <9740> が17年2月期上期の連結経常利益を従来予想の9.2億円→12.6億円に37.0%上方修正。増益率が17.0%増→60.3%増に拡大し、8期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。主力の常駐警備で伊勢志摩サミット関連などの臨時警備が好調だったことが寄与する。上期増額分を下回る形で、通期の同利益を16.2億円→16.8億円に3.7%上方修正。増益率が35.7%増→40.7%増に拡大する見通しとなった。

■そーせいグループ <4565>  17,690円  +860 円 (+5.1%)  本日終値
 そーせいグループ<4565>が3日ぶりに急反発。SMBC日興証券が新規にカバレッジを開始したことが確認されており、買い手掛かり材料視されている。リポートでは、目標株価を2万3000円、投資評価「1」(アウトパフォーム)で新規カバレッジを開始。投資評価「1」の理由として、StaR技術は、従来の創薬法では困難な受容体選択性を持つ化合物を見出し、画期的新薬を生み出す可能性を持つ点、StaR技術は世界的にも評価が高く、メガファーマとの技術提携契約を見込める点、シーブリ、ウルティブロによる安定したロイヤルティー収益を確保し、黒字化を達成している点、の3点を挙げている。同証券による目標株価2万3000円は、前日終値1万6830円と比べ36.6%高い水準にある。

■サイゼリヤ <7581>  2,201円  +104 円 (+5.0%)  本日終値
 サイゼリヤ<7581>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、国内事業は好調に推移しているものの中国事業は不振が続いていると指摘。それでも、国内事業は円高メリットによる原価率の低下期待が出てきたとみて、アジア事業の収益低迷を国内事業でカバーできると解説。レーティングを「B」から「A」に引き上げ、フェアバリューは2700円を継続している。

■ポーラHD <4927>  9,930円  +420 円 (+4.4%)  本日終値
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>が3日ぶりに反発。午前10時30分ごろ、グループ会社のポーラ化成工業が史上初の「シワを改善する」効能・効果を有する「ポーラリンクルショットメディカルセラム」の製造販売承認を取得したと発表しており、新商品の業績への貢献を期待した買いが入っている。新商品は、ポーラ化成が15年もの歳月をかけてシワの改善メカニズムや素材探索を行い、開発に成功した医薬部外品。目尻にシワを有する健常な日本女性68人を被験者に1日2回、左右の目尻に指定した製剤を12週間塗布したところ、統計学的に有意なシワ改善効果を示したという。なお、販売はポーラが行い、来年初めに発売予定としている。

■大日本印刷 <7912>  1,242円  +52 円 (+4.4%)  本日終値
 大日本印刷<7912>が反発し、年初来高値を更新。同社はきょう、オランダのジェムアルトと協業し、スマートフォンの生体認証機能を活用したオンライン認証サービスを開発したと発表。今年12月からクラウドサービスとして提供するとしている。サービス開始当初は、指紋と顔画像による本人認証に対応。今後は新しい生体認証方式への対応も図るとしている。銀行やクレジットカード会社、決済代行会社、流通企業、通販事業者、会員サイト運営企業などにサービスを提供し、19年度までの4年間で約20億円の売り上げを見込んでいる。

■ライフコーポレーション <8194>  3,160円  +130 円 (+4.3%)  本日終値
 ライフコーポレーション<8194>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、同社が90年代の大量出店期、2000年代の体質改善期を経て、再び業績拡大期に移行したと指摘。積極的な新規出店と商品開発によって中期的な利益成長が期待できるとの見方で、17年2月期も営業利益の最高益更新が続くと解説。17年2月期営業利益は会社計画の127億円を上回る145億円と予想している。

株探ニュース

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