市場ニュース

戻る
2016年07月11日09時49分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は3日続伸、欧米市場の上昇や堅調な米雇用統計が好感されブラジル株も買いが継続

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 52014.66 +0.22%
8日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1126.08ポイント高(+2.16%)の53140.74で取引を終えた。53166.48まで上昇した後、一時52019.55まで下落した。ボベスパ指数はこの日、5月12日以来の高値で引けた。

欧米市場の上昇や堅調な米雇用統計が好感され、ブラジル株にも買いが継続した。英国の欧州連合(EU)離脱に伴い、早期の米利上げ懸念が高まらなかったもようだ。国内では、2017年の財政赤字を縮小させるとの政府方針が引き続き支援材料。テメル暫定政権による構造改革に対する期待が高まっているほか、財政赤字の縮小に伴う格上げ期待が高まっている。なお、格上げ期待から通貨レアルはこの日は6日ぶりに反発した。

【ロシア】MICEX指数 1882.41 +0.16%
8日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比11.94ポイント高(+0.63%)の1894.35で取引を終了した。1896.82から1860.55まで下落した。

堅調な米雇用統計に加え、欧米市場の上昇が買い安心感を与え、ロシアなど新興国株に買いが継続した。また、原油価格の上昇も資源銘柄の物色手掛かり。英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴い、米早期利上げ観測が高まらなかったもようだ。

【インド】SENSEX指数 27126.90 -0.27%
8日のインドSENSEX指数は小反落。前日比74.59ポイント安(-0.27%)の27126.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.70ポイント安(-0.18%)の8323.20で取引を終えた。

小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。成長ペースの鈍化観測が圧迫材料。HSBCは最新リポートで、外需の縮小や国内の民間資本投資の伸び鈍化、不良債権問題など銀行システムにおけるリスクの存在などを指摘し、16年度(17年3月まで1年間)の成長率が前年度の7.6%から7.4%まで鈍化するとの見方を示した。17年度の成長率は7.2%まで減速すると予測されている。

【中国本土】上海総合指数 2988.09 -0.95%
8日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比28.75ポイント安(-0.95%)の2988.09ポイントと続落した。

経済指標の発表を前に買い手控え。来週にかけて6月の重要経済指標が相次いで公表されることが気がかり材料だ(10日に物価統計、13日に貿易統計、15日に鉱工業生産や小売売上高、第2四半期GDPなど。15日までに金融統計)。上海総合指数は直近の上昇で、約2カ月半ぶりの高値水準にあるため、戻り売り圧力も意識されている。

《CS》

 提供:フィスコ

日経平均