【特集】芙蓉リース Research Memo(11):配当性向20%程度を目標、17年3月期は20円増配を予想
芙蓉リース <日足> 「株探」多機能チャートより
■株主還元
芙蓉総合リース<8424>は、業績及び目標とする経営指標等を勘案し、確固たる経営基盤、財務体質の強化を図るべく、株主資本の充実に努めるとともに、長期的かつ安定的な配当の継続により、 株主への利益還元に努めることを基本方針としている。配当性向は20%程度を目標としているようだ。
2016年3月期の期末配当額については、好調な業績動向を踏まえ期初予想から4円増額の52円に決定した。この結果、年間配当額は前期比20円増の100円(中間配当48円、期末配当52円)となった(配当性向17.3%)。
2017年3月期の年間配当額についても、引き続き20円増配となる120円(中間配当60円、期末配当60円)を予定している(配当性向予想は18.6%)。
弊社では、同社の年間配当額は毎年増加しており、配当性向も着実に改善傾向にあることから、今後も利益成長に伴う増配の余地は十分に高いものとみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《HN》
提供:フィスコ