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2016年06月27日12時22分

【市況】国内大手証券、英EU離脱による株価急落は長期化しない公算 

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券は24日、ストラテジーリポートで、英国の欧州連合(EU)離脱の影響に関して「短期的にはリスクオフが残存する蓋然(がいぜん)性が高い」と指摘。日経平均株価の下値を1万4600円程度みている。ただし、「EU離脱によるリスクオフは長期化しない可能性もある」とし、市場は徐々に落ち着きを取り戻す公算が大きいと予想している。

 その要因として、第1に「日米欧の主要中銀が金融市場に米ドル資金供給に踏み切る可能性が高い」こと。第2に「英国とEUの交渉が長期におよぶことでBrexitは、事実上、近い将来には起こらない可能性が高いとみられる」こと。2年間を期限に脱退交渉と新協定の交渉が併行して行われ、その間、英国にはEU法の適用が継続される。さらにEUと英国の交渉が難航し2年程度では終焉せず、その間に英経済に顕著な下押し圧力がかかった場合、「将来的に国民投票で再度、今回の判断が正しかったのか問われる可能性も否定できない」としている。第3に「英国とEUに新たな制度的枠組みが固まらない以上、世界経済への悪影響を市場が織り込む度合は限られたものになる公算が大きい」という。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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