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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、円高など嫌気して売り優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京株式市場はやや売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比48円安の1万5871円と反落。

 前日の欧州株市場は総じて上昇したものの、米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに引け際に軟化しいずれも5日続落と売りに押される展開が続いており、東京市場でも気迷いが続く。外国為替市場では円高に振れており、足もとは105円台後半で推移するなど輸出主力株中心に警戒感が強い。米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の現状維持を決めたが、これは事前の予想通りで、市場の視線は日銀の金融政策決定会合の結果に移る。また、来週23日の英国EU離脱を巡る国民投票の結果を見極めたいとの思惑もあって、引き続き積極的な買いは入りにくい。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種前後が高い。値上がり上位にその他製品、繊維、金属製品など。値下がりでは保険、ゴム製品、鉱業、輸送用機器など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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