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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):DAC、シノケンG、富士重、ぐるなび

DAC <日足> 「株探」多機能チャートより
■パラベッド <7817>  4,305円  +245 円 (+6.0%)  本日終値
 11日に決算を発表。「今期経常は12%増益、10円増配へ」が好感された。パラマウントベッドホールディングス <7817> が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比14.9%減の98.3億円になったが、17年3月期は前期比11.9%増の110億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒パラベッドの詳しい業績推移表を見る

■ユニバーサル <6425>  1,859円  +105 円 (+6.0%)  本日終値
 11日に業績修正を発表。「前期経常を一転1%増益に上方修正」が好感された。ユニバーサルエンターテインメント <6425> [JQ] が5月11日大引け後(17:45)に業績修正を発表。16年3月期の連結経常利益を従来予想の192億円→223億円(前の期は220億円)に16.4%上方修正し、一転して1.3%増益見通しとなった。
  ⇒⇒ユニバーサルの詳しい業績推移表を見る

■住友精化 <4008>  566円  +32 円 (+6.0%)  本日終値
 11日に決算を発表。「今期経常は22%増益へ」が好感された。住友精化 <4008> が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比23.4%減の63.2億円になったが、17年3月期は前期比21.7%増の77億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒住友精化の詳しい業績推移表を見る

■DAC <4281>  918円  +50 円 (+5.8%)  本日終値
 11日に決算を発表。「今期経常は1%増で3期連続最高益更新へ」が好感された。デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム <4281> [JQ] が5月11日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比97.5%増の49.7億円に拡大し、17年3月期は前期比0.5%増の50億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、4期連続増益になる。
  ⇒⇒DACの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「アイレップと経営統合」も買い材料。アイレップ <2132> [東証2]と共同持株会社を設立し、経営統合する。9月28日付で同社株は上場廃止となり、10月3日付で共同持株会社が新規上場する。同社株1株に対し新会社株1株を割り当てる。

■シノケングループ <8909>  2,538円  +133 円 (+5.5%)  本日終値
 11日、シノケングループ <8909> [JQ] が決算を発表。16年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比17.2%増の28.5億円に伸びて着地したことが買い材料視された。個人投資家向けに投資用マンションの販売が大きく伸びたことが寄与。建設工事請負や不動産賃貸管理の収益拡大も増益に貢献した。上期計画の39億円に対する進捗率は73.2%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■高松グループ <1762>  2,537円  +114 円 (+4.7%)  本日終値
 11日、高松コンストラクショングループ <1762> が決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比45.1%増の104億円に拡大して着地。続く17年3月期も前期比5.1%増の110億円に伸びる見通しとなったことが買い材料。今期は賃貸住宅建設需要が首都圏を中心に堅調に推移する中、完成工事高を積み上げ、5.3%の増収を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の39円に増配する方針としたことも支援材料。

■グンゼ <3002>  321円  +12 円 (+3.9%)  本日終値
 グンゼ<3002>が5日続伸。この日の午後1時20分、17年3月期の連結業績予想を発表し、売上高は1410億円(前期比1.9%増)、営業利益は40億円(同9.2%増)と増収増益を見込むことが好感されている。プラスチックフィルムや電子部品など機能ソリューション事業は、OA市場向け製品などで苦戦が続き売上高は前期比3.5%減を見込むものの、アパレル事業は主力ブランド「快適工房」の海外販売強化などで同4.6%増を見込み業績を牽引する方針だ。なお、16年3月期連結決算は売上高1383億2400万円(前の期比2.0%減)、営業利益36億6200万円(同18.7%増)だった。

■富士重工業 <7270>  3,881円  +139 円 (+3.7%)  本日終値
 富士重工業<7270>が後場急伸。同社はきょう午後0時45分に、1500万株(自己株式を除く発行済み株式数の1.92%)、480億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表。取得期間は5月13日~9月30日で、取得する自己株式は全株消却する予定としており、需給の改善などが期待されているようだ。また、同時に17年3月期通期の連結業績予想を公表。為替変動の影響などで、売上高は3兆1700億円(前期比1.9%減)、営業利益は4200億円(同25.7%減)になるとの見通しを示している。なお、業績予想の前提為替レートは1ドル=105円(前期実績121円)、1ユーロ=120円(同133円)としている。

■マクドナルド <2702>  2,895円  +97 円 (+3.5%)  本日終値
 日本マクドナルドホールディングス<2702>が続伸で連日の年初来高値更新となった。同社は11日取引終了後、16年12月期の第1四半期(1~3月)連結決算を発表。売上高は521億9900万円(前年同期比27.7%増)、営業損益は1億5100万円の黒字(前年同期99億6200万円の赤字)、最終損益は1億7600万円の赤字(同145億9400万円の赤字)だった。最終損益の赤字が大幅縮小、営業損益はわずかながら黒字転換に漕ぎ着けたことを評価する買いが優勢となった。期限切れ鶏肉を使用していた問題や、異物混入問題などを背景に続いていた顧客離れが、ここにきてようやく歯止めがかかってきた。新商品の投入や店舗改装効果なども収益の回復歩調に反映されたもよう。信用取組は信用倍率が0.3倍と売り長で株式需給関係も戻り足に味方している。

■ぐるなび <2440>  2,867円  +92 円 (+3.3%)  本日終値
 11日、ぐるなび <2440> が決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比26.6%増の64.9億円に伸びて着地。続く17年3月期も前期比3.2%増の67億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期はインバウンド関連の機能強化などを通じ、飲食店販促サービスの有料加盟店の拡大を図る。業績好調に伴い、前期の年間配当を35円→38円(前の期は28円)に増額し、今期も前期比2円増の40円に増配する方針とした。同時に、3.98%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いも向かった。

●ストップ高銘柄
 アルファクス <3814>  1,396円  +300 円 (+27.4%) ストップ高   本日終値
 アークン <3927>  3,110円  +500 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値
 大崎エンジニアリング <6259>  500円  +80 円 (+19.1%) ストップ高   本日終値
 ハビックス <3895>  650円  +100 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値
 フリークアウト <6094>  4,710円  +700 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 など、14銘柄

●ストップ安銘柄
 フィット <1436>  1,197円  -300 円 (-20.0%) ストップ安   本日終値
 チエル <3933>  4,380円  -1,000 円 (-18.6%) ストップ安   本日終値
 以上、2銘柄

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