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【通貨】明日の為替相場見通し=テロ要因を警戒し海外情勢注視

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、海外情勢を注視する展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=111円00~112円20銭。

 この日は、NYダウの7日続伸など海外情勢の好転を評価し、夕方までは底堅い展開。日経平均株価も大幅高となったことから一時112円20銭台までドル高・円安が進んだ。17日につけた110円60銭台を底とした本格的な反騰が期待されるところだが、この日の夕方に入りベルギーのブリュッセル国際空港で爆発事件があったと報じられると、ドル安・円高方向への揺り戻しが進んだ。欧州でのテロ懸念は、市場を再度、リスクオフ姿勢を強めさせるだけに、警戒感が広がっている。ただ111円台前半で下げ止まれば、あすに向け再度、112円台意識の展開も期待できる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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