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【通貨】明日の為替相場見通し=米小売売上高の結果など注視

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=112円50~113円80銭。

 この日は、日銀金融政策決定会合の結果が発表され、追加緩和は見送られた。これを受け、夕方にかけドル安・円高が進行、一時113円台を割り込んだ。

 今晩はニューヨーク市場で米2月小売売上高が発表される予定であり、その結果が関心を集めている。経済指標の発表を受け、ドル円が112円台後半への円高が進む場合、どこまで水準訂正が進むかが注目される。また、日本時間17日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。利上げは見送られるとの見方が一般的だが、焦点は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の見通しとなる。市場では、年2~3回の利上げ見通しが明らかになるとの観測が出ている。金融政策の見通しが利上げに前向きなタカ派的なものになるか、逆にハト派的になるかで全般相場も大きく左右されそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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