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【通貨】あすの為替相場見通し=FOMC声明文が相場左右へ

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文の内容に左右されそうだ。

 この日の東京市場は日経平均株価の動向に影響される展開となった。前日の原油価格とNYダウの上昇を受け堅調に始まったが、日経平均株価の上昇幅が縮小したことを受け、午後0時40分過ぎに118円05銭まで下落する場面があった。しかし、午後にかけ株式市場は堅調となり、ドル円も一時118円47銭まで値を戻した。

 FOMCは声明文が、利上げに慎重なハト派的な内容となるか、あるいは積極的なタカ派的な内容となるか、が全体相場をみるうえでのポイントとなりそうだ。ハト派的と受け止められれば118円台後半に上昇する場面も予想される。ただ、週末の日銀金融政策決定会合を前に上値では売りが出てくる展開が見込まれる。

 予想レンジは1ドル=117円70~118円70銭。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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