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2015年11月14日07時45分

【市況】今週の【早わかり株式市況】 一時1万9700円回復で4週続伸、円安進行が追い風

日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより
 今週の株式市場は、前週末に発表された10月の米雇用統計が予想以上に拡大したことで12月の米利上げ観測が高まり、海外で円安・ドル高が進行。これを好感し、前週末に8月急落後のレンジ相場上限を上抜いた日経平均は大幅に4日続伸し、2ヵ月半ぶりに1万9600円台を回復してスタートした。
 その後も海外勢による買い戻しの一巡などで積極的な買い手が不在の中、上値が重いながらも日経平均の上昇は続き、一時1万9700円を回復。約5ヵ月半ぶりに7日続伸となり、7日間の上げ幅は1000円を超えた。
 週末は前日の欧米株安や原油など商品市況の下落が嫌気され利益確定売りが膨らみ、8日ぶりに反落した。

 日経平均は、前週比331円(1.72%)高の1万9596円と4週続伸し、8月21日以来2ヵ月半ぶりの高値水準で取引を終えた。週間の振れ幅は336円と前週の652円から大幅に縮小した。

 来週は、16日朝に発表される7-9月期GDP(速報)や18日から開催される日銀金融政策決定会合と国内で重要イベントが控えており、結果次第で相場が動く可能性がある。海外では15日~16日にトルコでG20首脳会議が開催される。

◆マーケット・トレンド(11月9日~11月13日)

【↑】 11月 9日(月)―― 377円高、円安好感し大幅に4日続伸
 日経平均 19642.74( +377.14)  売買高25億1472万株 売買代金 2兆9983億円

【↑】 11月10日(火)―― 28円高と5日続伸、郵政3社は3日ぶり反発
 日経平均 19671.26( +28.52)  売買高20億6925万株 売買代金 2兆3541億円

【↑】 11月11日(水)―― 一時1万9700円台を回復、6日続伸
 日経平均 19691.39( +20.13)  売買高21億3534万株 売買代金 2兆4447億円

【↑】 11月12日(木)―― 小幅に7日続伸、過熱警戒され方向感乏しい
 日経平均 19697.77( +6.38)  売買高20億9741万株 売買代金 2兆2738億円

【↓】 11月13日(金)―― 8日ぶりに反落、欧米株安・商品市況下落を嫌気し一時308円安
 日経平均 19596.91( -100.86)  売買高22億2262万株 売買代金 2兆4684億円

◆セクター・トレンド(11月9日~11月13日)

(1)大和ハウス <1925> 、積水ハウス <1928> など建設株が大幅反発
(2)MS&AD <8725> など保険、三菱UFJ <8306> など銀行株が買われた
(3)オリンパス <7733> など精密、ダイキン <6367> など機械といった輸出株は堅調続く
(4)日清食HD <2897> など食品、ファストリ <9983> など小売りといった消費関連株も買い継続
(5)市況低迷で住友鉱 <5713> など非鉄、コスモHD <5021> など石油、郵船 <9101> など海運株が売られた
(6)王子HD <3861> 、北越紀州紙 <3865> などパルプ・紙株が大幅続落

株探ニュース

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