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中国の提案:世界の5G通信規格標準化に採用、欧米独占を打破


中国の第5世代モバイル通信システム(5G)の推進委員会によると、国際標準化プロジェクト(3GPP)専門委員会はこのほど、中国が主導するPolar符号を取り入れ、高度モバイルブロードバンド(eMBB)の通信路を制御する標準に組み入れたという。

今回は中国の通信大手ファーウェイ(華為技術)のPolar符号のほか、米国の通信大手クアルコムのLDPC符号、フランスが主導するターボ2.0提案も提示されたが、最終的にファーウェイのPolar符号が採用されたと報じられた。

Polar符号はトルコのビルケント大学のErdal Arikan教授が2008年に提案した符号で、中国の企業が大量の資源を投入してPolar符号について研究・開発し、データ転送で大きな成果を挙げた。

《ZN》

 提供:フィスコ

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