仮想通貨のホワイトリストとは?登録通貨一覧と安全性や登録の条件を徹底解説

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仮想通貨のホワイトリストとは?登録通貨一覧と安全性や登録の条件を徹底解説

仮想通貨(暗号資産)への投資を始めたいと思っている人の中には、「危なそう」「怖い」という印象を持っている人もいるでしょう。

仮想通貨取引所のハッキング事件や、悪質な投資スキームなどが多発した過去があり、金融庁が警告を出しているのも事実です。

そこで知っておきたいのが、金融庁に登録されている国内交換業者で取り扱っている仮想通貨、通称ホワイトリストです。

2017年4月に改正資金決済法が施行され、仮想通貨交換業者(取引所)が金融庁の登録制になりました。その後は、国内で取り扱う仮想通貨に関しても、金融庁の認定業界団体である日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に登録されることになりました。

ホワイトリスト入りしている仮想通貨は、交換業者が審査を行い、協会が承認をしていることから、安全性信頼性が比較的高いと言うことができます。

今回はホワイトリストとは何か、比較的安全な仮想通貨を選ぶ方法について解説します。

ホワイトリストとは

日本の仮想通貨交換業者は、2021年4月に施行された改正資金決済法に基づき金融庁に登録されています。

これに該当する交換業者で取り扱われている仮想通貨がホワイトリストです。

ホワイトリストとは?

日本の仮想通貨交換業者は、2021年4月に施行された改正資金決済法に基づき金融庁に登録されています。

これに該当する交換業者で取り扱われている仮想通貨がホワイトリストです。

最新ホワイトリストに登録されている仮想通貨の銘柄一覧

現在ホワイトリストに登録されている仮想通貨は、56種類です。(2022年10月24日時点)

リンクがある仮想通貨については解説記事がありますのでぜひご覧ください。

ホワイトリスト銘柄
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ・イーサリアムクラシック(ETC)
  • ・リスク(LSK)
  • ・ファクトム(FCT)
  • リップル(XRP)
  • ・ネム(XEM)
  • ・ライトコイン(LTC)
  • ・ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • ステラルーメン(XLM)
  • ・クアンタム(QTUM)
  • ・ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • ・>オーエムジー(OMG)
  • ・テゾス(XTZ)
  • ・キャッシュ(QASH)
  • ・フォビトークン(HT)
  • ・リンク(LI)
  • ・こばん(RYO)
  • ・フィスココイン(FSCC)
  • ・ネクスコイン(NCXC)
  • ・カイカコイン(CICC)
  • ・ザイフ(ZAIF)
  • ・ゼン(Zen)
  • ・コムサ(CMS)
  • ・トロン(TRX)
  • ・コスモス(ATOM)
  • ・ポルカドット(DOT)
  • ・オーケービー(OKB)
  • ・パレットトークン(PLT)
  • ・エイダコイン(ADA)
  • ・チェーンリンク(LINK)
  • ・シンボル(XYM)
  • ・ジャスミー(JASMY)
  • ・メイカー(MKR)
  • ・ディープコイン(DEP)
  • ・コスプレトークン(COT)
  • ・ボバネットワーク(BOBA)
  • ・ドージコイン(DOGE)
  • ・FC Ryukyu Coin(FCR)
  • ・ビットコイン・サトシ・ビジョン(BSV)
  • ・アバランチ(AVAX)
  • ・ポリゴン(MATIC)
  • ・ゲンソキシメタバース(MV)
  • ・ジパングコイン(ZPG)
  • ・クレイトン(KLAY)
  • ・チリーズ(CHZ)
  • ・アバランチ(AVAX)
  • ・アスター(ASTR)

※BCY、PEPECASH、SJCXは2020年4月30日に、XCPは2020年5月30日に取扱いを廃止されているため上に記載しておりません。 参考:暗号資産概要説明書|日本暗号資産交換業協会

ホワイトリスト銘柄取扱数No1の国内交換業者はGMOコイン

GMOコイン

GMOコインのLP

おすすめポイント
  • ・レバレッジ取引(ユーザー同士の売買)と暗号資産FX(GMOコインを相手に売買)がある
  • ・マイナス手数料を導入している
  • ・レバレッジをかけられる仮想通貨の種類が豊富

GMOコインは、2022年4月時点で国内で最多の暗号資産の取扱いを誇る取引所です。
また、GMOコインでは10銘柄のレバレッジ取引が可能であるため、取引の幅が広げられます。

取引サービスも、販売所に取引所、レバレッジ取引、暗号資産FX、APIトレード、つみたて暗号資産と多数用意されています。

GMOコインの評判・口コミ

良い口コミ
30代 / 女性

【総合力に関する評判】使いやすさと安心感がある仮想通貨取引所

会社が信頼でき、初心者でも取引がわかりやすい。Macでも安心して使える。チャートも見やすい。 ウェブサイトのデザインもかわいい。ビットコインなど初めてなので安心できることが何より大切だと思う。

良い口コミ
50代 / 男性

【スマホアプリに関する評判】アプリの利便性が良い

アプリがとても使いやすいように思います。販売所だけでなく、取引所、FXもあり使いやすいです。信頼感も高いです。スプレッドもリーズナブルだと思う。他社ではアプリでは販売所のみとかもありますがGMOはそういうところも利便性高いと思います。

良い口コミ
40代 / 男性

【取扱通貨・手数料に関する評判】取引通貨の豊富さ、手数料の安さは◎

現物トレードをメインでやっていて、取扱ペアが国内では豊富なこと、取引手数料・送金手数料が安いもしくは無料な点は老舗系取引所より優れている。 ただし、アプリは低評価…

良い口コミ
40代 / 男性

【総合力に関する評判】信頼性・安心感が高い点がよい

取り扱い通貨は少ないものの信頼性、安全性は結構あるのではないかと思います。今後取り扱い通貨が増えてくればさらにユーザーが増えるのではないかと思いますので将来性に期待がもてます。

GMOコインの概要
オススメ度 ★★★★★
口座数 53万7771口座
※2022年9月末時点
取引単位(BTC) 最低0.0001BTC
現物取引手数料(BTC) Maker:-0.01%, Taker:0.05%
暗号資産FXスプレッド (10/24時点) ビットコイン円:1,800円
イーサリアム円:600円
(変動制)
取扱仮想通貨数 22種類

コインチェック

おすすめポイント
  • 国内最大級のアルトコインの取り扱い
  • 初心者にも使いやすいスマホアプリ
  • 取引サービスも豊富

Coincheck(コインチェック)は仮想通貨の取扱数が国内上位となっています。ビットコイン以外のマイナーな通貨にも積極的に投資をしたい人にオススメできます。

また、スマホアプリの使いやすさにおいても国内トップレベルの評判で、誰でも簡単に仮想通貨を買うことができます。

ファクトムやアイオーエスティーエンジンコインなど、国内ではコインチェックでしか変えない銘柄もあるため、別の取引所の口座を持っている人も作っておいて損のない取引所と言えるでしょう。

Coincheckの評判・口コミ

スプレッドが高すぎる点がマイナス。売買時に大口で出来るのはプラス。ビットフライヤーと違い現物売買で制限がかかりにくいのは評価が高い 。後いうならば乖離がしやすいのが難点であり利点(30代男性のクチコミ)
アプリの使い方は非常に使い勝手が良いのではないかなと感じでいます。ただ、手数料をもう少し安くして欲しいと思います。そうするとより使う頻度は増えるのかなと感じています。今後も改善していただければと思います。(20代男性のクチコミ)
取り扱い通貨が多く、新規取り扱いについても積極的に採用していく方針を打ち出しています。スマホのアプリは価格チェックしやすいので、売買はしな(40代男性のクチコミ)
Coincheckの概要
おすすめ度 ★★☆☆☆
口座数 174万口座(2022年9月末時点)
取り扱い通貨数 17銘柄
取扱通貨
ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) ファクトム(FCT) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) オーエムジー(OMG) パレットトークン(PLT)
販売所
取引所
レバレッジ
つみたて暗号資産
貸暗号資産
取引ツール(PC) ブラウザ上で使えるツールあり
スマホアプリ Coincheck(ios/Android)
販売所手数料 無料
取引所手数料 無料
入出金手数料 入金:無料(銀行振込)
出金:550円(3万円未満)770円(3万円以上)

国内交換業者の仮想通貨の審査基準とは

金融庁に登録されている国内交換業者が扱う仮想通貨においては、どのような審査がされているのでしょうか。

金融庁が公開している事務ガイドラインによると、次のような判断が審査基準となるそうです。

仮想通貨の審査基準
  • ・仮想通貨の仕組みや用途、流通状況
  • ・テロ資金やマネーロンダリング等に利用されるリスク
  • ・仮想通貨取り扱いによって生じるリスク

分かりづらいかもしれませんが、東京証券取引所に企業の株式が上場するときにも審査が行われます

仮想通貨でも、きちんとしたプロジェクトなのか、社会に悪影響を及ぼすものではないか、そして、資産流出などのリスクがないかなどが確認されます。

また、匿名性が高い仮想通貨はマネーロンダリングに使われる可能性が高いとして、2018年にはモネロ、ダッシュ、Zキャッシュの3つが国内で取り扱い廃止となりました。

そのほか主にギャンブルに使われていたオーガーも取引ができなくなりました。

ホワイトリスト登録の仮想通貨が必ずしも値上がりするとは限らない

仮想通貨の値動きイメージ画像

金融庁に登録されている業者と仮想通貨を取引するというのは安心感があります。

ただし、ホワイトリスト銘柄であっても、価格が上がるという訳ではありません。開発が進まなければ価格が下がるかもしれませんし、仮想通貨市場が冷え込むと軟調に推移する可能性もあります。

また、ホワイトリストに入っていない仮想通貨でも、国内交換業者が審査中であったり、取り扱う業者がないという可能性もあります。

そこで、時価総額の大きな仮想通貨を選ぶことがひとつの対策となるでしょう。

時価総額は、マーケット参加者の期待を示すため、より開発が進みやすいほか、流動性が高い傾向にあるため安心して取引がしやすいです。

もし登録業者を使わないとどんなデメリットがあるのか

ちなみに、金融庁に登録されていない業者で取引を行なった場合、安全な運用や自身の預けている資産の保証がされない場合があります。

また登録されない理由として、匿名性仮想通貨という取引が公にならないものを取り扱うことでマネーロンダリングが疑われていることもあります。

仮想通貨は基本的に国内の交換業者を利用すると良いでしょう。

グリーンリストとは

日本暗号資産取引業協会には、ホワイトリストとは違う「グリーンリスト」という制度があります。

グリーンリストとは、暗号資産の新規取り扱い審査の効率化を目的に、2022年3月に導入されました。多くの交換業者が取り扱っている暗号資産の審査は行わなくても問題ないという考えからきており、米国が先立っていました。

リストにある暗号資産は、以下の4つの条件を満たされています。

  • 3社以上の会員企業が取扱いをしている
  • 1社が取扱いを開始してから6カ月以上の期間が経過している
  • その取扱いにあたって、協会が付帯条件を設定していない
  • その他、協会にて本リストの対象とすることが不適当とする事由が生じていない

これにより、国内業者は暗号資産ひとつを取り扱いために多くの時間や人員を割く必要がなくなりました。また、新規取り扱い銘柄の審査も大幅に短縮化され、国内初の暗号資産の審査でも長くても1カ月~2カ月程度になったとメディア向け説明会で報告されました。

最新のグリーンリスト一覧は、協会のページをご覧ください。

まとめ

今回は仮想通貨のホワイトリストについて解説してきました。ホワイトリストとは金融庁に登録された国内交換業者で取り扱っている仮想通貨を指し、比較的安全であると言えます。

同時に絶対安全とも限らず、価格が上昇するとはいえません。そのため、時価総額や開発状況などを確認して、自身で投資を行うための情報収集や分析を行うことが大切です。

また、当サイトでは国内交換業者を様々な角度から検証し、ランキングにしておりますので、ぜひご活用ください。

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