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9068 丸全昭和運輸

東証P
4,980円
前日比
+280
+5.96%
PTS
4,984.5円
14:01 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.3 0.79 2.61 14.78
時価総額 1,027億円
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<動意株・14日>(大引け)=丸全運、NISSHA、メガチップスなど

 丸全昭和運輸<9068>が急伸し、一時12%高となった。同社はきょう午前11時頃に、20年3月期通期の連結決算を発表。売上高は前の期比5.0%増の1228億100万円、営業利益は同18.3%増の88億7700万円で着地した。主力の物流事業が好調で、関東地区では住宅資材や日用雑貨などの取り扱いが増加したほか、関西地区では化成品やシステム機器の取り扱いが伸びた。こうしたことを受け、20年3月期末の配当を従来計画比5円増額の37円50銭とし、中間配当の32円50銭と合わせた年間配当は70円となる。なお、21年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.4%増の1270億円、営業利益が同4.8%増の93億円を見込み、年間配当は前期と同額の70円(中間配と期末配はそれぞれ35円)を計画している。

 NISSHA<7915>=ストップ高。13日取引終了後、20年12月期上期(1~6月)の連結税引き前損益を従来予想の63億円の赤字から42億円の赤字へ上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなったことが好感されているようだ。新型コロナウイルス感染症の影響で一部製品の需要は想定を下回るものの、ディバイス事業のタブレット向けフィルムタッチセンサーなどは伸長する見込みであるほか、生産効率の向上や経費削減の進展効果も上振れの要因となる。なお、通期予想の27億円の赤字(前期は166億2800万円の赤字)を据え置いた。また、同時に発表した第1四半期(1~3月)の同損益は10億7600万円の黒字(前年同期は27億400万円の赤字)に浮上している。

 メガチップス<6875>=急反騰。13日取引終了後に発表した20年3月期の連結経常利益は6億3900万円(前の期比27.3%増)に伸び、従来予想の2億5000万円を大きく上回って着地。続く21年3月期の同利益は前期比3.6倍の23億円に急拡大する見通しとなった。前期はゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)が伸びたうえ、事業構造改革の一環として実施した業務効率化の進展も利益を押し上げた。今期は主力のアミューズメント分野の事業基盤を強化するほか、今後成長が見込める車載、産業機器、インフラの各分野に経営資源を集中する方針。また、固定費や管理費の削減、原価低減を強化し、採算改善につなげる構えだ。

 岩崎電気<6924>=続伸。同社は照明機器大手で、屋外用中心にLED分野などで照明制御システムや照明設計提案を積極推進、これが顧客ニーズを捉え高水準の需要を獲得している。13日取引終了後に発表した20年3月期決算は営業利益段階で前の期比2.5倍の36億6100万円と急増、これがポジティブ視される形で投資資金の流入を誘っている。紫外線を使った殺菌・滅菌システム分野でも高い商品技術を有しており、感染症への警戒感が世界的に強いなかで、テーマ性も内包している。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>=ストップ高。13日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高10億4200万円(前年同期比19.9%増)、経常利益2億2800万円(同2.2倍)と急拡大。診療データ分析を行うアドホック調査サービスの提供企業数が増加するなど利益率の高いデータ利活用サービス部門の好調が続いた。また、子会社Doctorbookが手掛ける医科事業が伸長したことに加え、医療系システム開発を手掛けるMDIの新規連結効果なども収益を押し上げた。なお、新型コロナウイルスの感染拡大による業績への重大な影響はないとし、通期業績見通しは据え置いている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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