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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8798 アドバンスクリエイト

東証P
1,024円
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.0 5.18 3.42 18.07
時価総額 231億円
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決算発表予定日

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アドクリ Research Memo(7):ROE、売上高経常利益率で20%以上、自己資本比率80%以上を目標とする


■今後の見通し

3. 目標とする経営指標
アドバンスクリエイト<8798>は目標とする経営指標としてROE20%以上、売上高経常利益率20%以上、自己資本比率80%以上を掲げている。2016年9月期実績ではROEが12.4%、売上高経常利益率が12.7%、自己資本比率が65.5%となっており、現状からさらに収益性並びに資本効率の向上と財務体質の改善を進めていく方針となっている。成長戦略としては、圧倒的な集客力を持つ情報メディアサイト「保険市場」を基盤とした保険代理店事業の着実な成長に加えて、第2の収益柱として再保険事業を強化していくことで一段の収益拡大と安定性を高めていく。

保険代理店事業の収益の源泉が、「保険市場」を通じて得られる情報差益(代理店手数料)であるのに対して、再保険事業は死差益※が収益の源泉となっている。大きな自然災害や戦争などが起こらない限り、再保険事業の営業利益率は15%前後が期待できる。保険代理店事業とはビジネスモデルの異なる再保険事業を収益の柱として育成することで、同社の収益基盤はより一層強固なものとなり、持続的な成長が期待できることになる。同社ではこのようなビジネスモデルをダンベル型ビジネスモデルと呼んでいる。再保険事業における引受保険会社は現在11社だが、あと3~4社増える可能性がある。10年後には再保険事業の営業利益だけで700百万円、全体に占める構成比で3割程度まで引き上げていくことを目標としている。

※生命保険には、利差益・費差益・死差益の3つの利益源がある。死差益とは、想定した死亡率と実際の死亡率の差によって発生する利益のことを指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

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